純粋な真の愛は誰も傷つけない

純粋な真の愛は誰も傷つけない

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との友情・上下」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第7章の5回目です。

前回は、
「すぐれている」と「正しい」をやめれば、
世界はすぐに平和になるという話でした。

神が何かを
特別に選んだりはしないのだからと。

今回は、その続きになります。

神は、ほとんどの宗教の問題点を
改めて指摘します。

「前にも言ったように、ほとんどの宗教は、
自分たちだけが真の道を歩んでいる、
ほかの道を信じると永遠に罰せられる
というのを最大の売り物にしている。
だから宗教は、
愛ではなく恐怖でひとを魅惑しようとする。」
(上 p.184)

それだけに、
神が発するようにと言った言葉は、
宗教にとっても政治にとっても困難なのです。

しかし、だからこそ、
この言葉にはパワーがあるのです。

「もういちど、言う。
そうなれば、
世界を一夜にして変えることができる。」
(上 p.184)

宗教のトップが、政党のトップが、
国のトップがこう言ったらどうなるでしょう?

「わたしたちの道がすぐれているのではなく、
これもひとつの道にすぎない。」
(上 p.183)

ニール氏は言います。

「そのときには、
殺しあいをやめさせられるかもしれません。
そのときは、
憎みあうこともなくなるかもしれない。」
(上 p.184)

戦争だけでなく、
人種差別や民族対立も、文化的偏見も、
マイノリティに対する差別も
なくなるかもしれませんね。

男同士が愛し合うことに、
否定的な考え方も持たなくなるでしょう。

「純粋な真の愛を表現するのに、
不適切なかたちや方法はいっさいない。」
(上 p.185)

そう言うと、男同士の関係は、
「純粋な真の愛」ではない
と言う人がいるかもしれませんね。

それも何の根拠もないのに。

そこで神は、
その言葉を次のように定義します。

「誰にも被害を与えたり、
傷つけたりしようとしないものだ。
誰かに被害を与えたり、
傷つけたりする可能性を
避けようとするものだ。」
(上 p.185)

愛の表現によって誰かを傷つけることは、
予想しづらいことかもしれません。

そこで神はこう言います。

「あらゆる場合を
予想できるとは限らないだろう。
わからないときは、わからない。
それでも、あなたの動機は純粋だ。
あなたの意図は純粋だ。
あなたの愛は純粋だ。」
(上 p.185 – 186)

純粋な愛を問題とするのであれば、
傷つけたかどうかが問題なのではなく、
その動機が問題なのですね。

しかし神は、
ほとんどの場合は予想できると言います。

「そういうときは、愛の表現が
誰かを傷つける可能性があることは
はっきりしている。
そのときは、こうたずねたらいい。
いま、愛ならどうするか?
いまの好意の対象に対する愛だけでなく、
ほかのすべてに対する愛もだよ。」
(上 p.186)

この基本原則は、簡単なようですが、
なかなか難しいです。

たとえば、
自分のことをすごく好きな人がいて、
でも、自分はその人を好きになれず、
他の人と相思相愛になったとしましょう。

相思相愛になった人といちゃいちゃすると、
最初に自分のことを好きになった人が
傷つきます。

では、
「愛ならどうする?」のでしょうね。

その人を傷つけるとわかっていたら、
相思相愛の人とも
付き合ってはいけないのでしょうか?

ニール氏も、
必ず誰かが傷つくから
愛せなくなると言います。

神も、私たちの種では、
愛とは何かを理解していないから
そうなるのだと言います。

そして、愛とは何かを説明します。

「愛とは無条件、無際限で、
何も必要としない。
無条件だから、表現するために何も求めない。
何の見返りも要求しない。
仕返しに出し惜しみすることもない。
無際限だから、他人に何の制約も与えない。
終わりがなく、いつまでも続く。
愛の経験には、境界も障壁もない。
何も必要としないから、
自由に与えられるもの以外は何もとらない。
もってほしいと思われるもの以外は、
何ももたない。
喜んで歓迎されるもの以外は何も与えない。
そして、愛は自由だ。
愛とは自由であるものだ。
自由こそ神の存在のエッセンスであり、
愛とは表現された神だから。」
(上 p.186 – 187)

「ひとがこのことを理解し、
それにしたがって生きるなら、
すべてが一変する。
あなたは、
人びとがそれを理解して生きる助けをする
チャンスを与えられている。」
(上 p.187)

何も求めない無条件の愛、
自由な愛を理解していないから、
愛の表現に傷つく人が出てくるのですね。

ですから、この本当の愛についての
人々の理解を広めることが重要になります。

このことは、私も感じます。

これまで、愛すればこそ嫉妬するのだ、
愛するから制限するのだと思われてきました。

しかし、
そういう愛は苦しくなるばかりです。

苦しくなるのは、
「それは違う」と魂が言っているのです。

ですから私も、
本当の愛とは何かを伝えることが
とても重要だと思っています。

ここでニール氏は、
「愛は自由である」ということの
「自由」の意味を尋ねます。

神は、こう答えます。

「真の自分の、
最も喜ばしい部分を表現する自由だ。」
(上 p.187)

「最も喜ばしい部分」が何かを、
神は次のように言います。

「すべてのもの、すべてのひとと
一体であることを知っている部分だよ。」
(上 p.188)

ここでニール氏は、
これを複数の異性を同時に愛すること
と捉えます。

そしてこのことによって、
トラブルが起こるのだと言います。

それに対して神は、次のように言います。

「その話をすると、地球で
「愛」と呼ばれている体験にまつわる苦痛や
みじめさのおもな理由が明らかになるだろう。
お互いに愛しあうことが
なぜそんなにむずかしいと思うのか、
神を愛することが
なぜそんなにむずかしいと思うのか、
そのおもな理由がわかるだろう。」
(上 p.188)

愛については、
すでにこれまでの3部作で語られています。

ですから、
ニール氏が知らないはずはありません。

したがってこのフリも、
次の展開を考えてのことでしょうね。

神は、神と友情を結ぶ第3のステップ、
「神を愛しなさい」の話をするのに
この話題が出たのは完璧だと言います。

第7章は、
第3ステップへの前振りをして
終わることになります。

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