七つのステップをひっくり返す

七つのステップをひっくり返す

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との友情・上下」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第12章の4回目です。

この章では、神と友情を結ぶための
「七つのステップ」の7番目、
「神に感謝すること」について
書かれています。

前回は、「在り方」を選ぶには
理性の外に出よという話でした。

感謝も「在り方」の1つであり、
それは自然に湧いてくるものだと。

今回はその続きになります。

前回の最後に「感謝」も1つの状態であり、
「在り方」だという話がありました。

だから7つ目のステップが
「神に感謝すること」なのです。

本当の意味で「感謝」の状態にあれば、
良いものを迅速に創造できるからです。

そこでニール氏は、こう言います。

「それでは、
最後に神に感謝するのではなく、
最初に感謝すべきなのかもしれないな!」
(下 p.35)

ステップの7番目ではなく、
最初にした方がいいと言うのですね。

これを受けて神は、
「それは非常に強力だ」と言います。

そして、
「偉大な秘密を明らかにしたのだ」として、
次のように説明します。

「神への七つのステップのすばらしさは、
ひっくり返すことができる、
逆にすることができる、ということだ。」
(下 p.36)

どういう意味かわかりづらいと思いますので、
少し引用しましょう。

「あなたが神に感謝すれば、
神があなたを助けるのを助けることになる。
神があなたを助けるのを助ければ、
あなたは神を利用することになる。
(中略)
あなたが神を愛すれば、
神を信じることになる。
あなたが神を信じれば、
確実に神を知ることになる。」
(下 p.36)

7つのステップを逆にするとは、
「感謝すること」から始めて、
最後は「知ること」につながっていく
ということです。

これは、
考えてみれば当たり前かもしれません。

たとえば、「走る」までには、
「立つ」「歩く」というステップがあります。

「走る」ことができたなら、
「歩く」ことができるし、
「歩く」ことができたなら、
「立つ」ことはできていますから。

しかし、だからこれを
「なんだ、当たり前じゃないか。
くだらない。」
と考えては、本質を見失うと思います。

実はこのステップ、
本当はみんなできるし、できているのです。

ただそうであることを知らないだけで。

だって、
本質的には私たちは神なのですから、
できないはずがありません。

ただ、できると知っていないだけなのです。

ですから逆からやり始めても、
できるものはできるのです。

そして、それをすることによって、
前のステップができていることを
知らされることになるのです。

では、こうして培われる神との友情を、
現実にどう利用できるのでしょうか?

日々の生活の中で、どう使うのでしょう?

神は次のように言います。

「神との友情は、そういうことを
思い出す手助けをするためにあるのだ。
日常生活を楽にするため、
一瞬一瞬の経験が、さらに
真の自分の表現となるようにするために。」
(下 p.38)

神との友情は、
日常生活に役立てるためにあるのです。

「望みはいまこの瞬間にも実現している。
あなたとわたしの唯一のちがいは、
それを知っているかどうかだ。」
(下 p.38)

このことは、前にも神は言っています。

私たちと神との違いは、
ただそれを知っているかだけなのだと。

だから神は、
それはすでに知ってるよ
と思い出させようとします。

それが神の仕事なのです。

そして、
神と同じようにすべてを知ったなら、
私たちはこうなると神は言います。

「全面的な喜びにひたり、愛に満ちあふれ、
すべてを受け入れ、祝福し、
感謝するだろう。
これが、神の五つの姿勢だ。
対話が終わるまでに、
この五つの姿勢を人生に適用すれば、
あなたも神性に到達できることを
教えてあげると約束したね。」
(下 p.38)

神は前の本で次のように言っています。

「あなたがたとわたしとの
たったひとつの違いは、
それを知っているかどうかだ。
あなたがたがすべてを知った時には
(その時はいつきてもおかしくない)、
あなたがたも、
わたしと同じように感じるだろう。
大きな大きな喜びと愛と受容と祝福と感謝を
感じるだろう。
この五つは神の姿勢である。
あなたがたもこの五つを実践すれば
神性が得られることを、
この対話のなかで教えてあげよう。」
(「神との対話」 p.92)

私たちは、
この「五つの姿勢」を自分のものにします。

そういう存在だからです。

だから、そうであると事前に知って、
それを信頼して、
そういう姿勢であろうと決めるのです。

そうすることで、
その「五つの姿勢」が得られるのです。

私たちは、
ものごとを知ることによって、
そう行動し、体験することができます。

しかし一方で、
そう行動することで、体験し、
そうであったと知る(思い出す)ことが
できるです。

これはまさに
陽明学の「知行合一」という言葉が
示していることです。

知っていれば行動するはずだし、
行動することは知っていることになる。

これは行動しない人を責める言葉ではなく、
こういう真理を示しているのです。

だから、自分が
あることを知っている存在でありたいなら、
まずそう行動すること。

そのことによって、
知っていることを思い出せるのです。

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