加害者も被害者もいない

加害者も被害者もいない

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との友情・上下」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第16章の5回目です。

前回は、
ニール氏の述懐をもとにした話でした。

今回もその続きになります。

「彼女は行動をとりつくろわないし、
どんな理由にしろ、誰が相手にしろ、
個性にも意見にも会話にも
嘘やごまかしがありません。
それが、シャーリーが
わたしに教えてくれたことです。
とくに何か言ったとかいうのではなく、
生き方そのものです。
決して誰かの答えを
自分のものだと思ってはいけない。
決して自分を捨ててはいけない。
向上しつづけようと思ったら、
どんな自分になれるのかを探ることを
決してやめてはいけない。
それには勇気がいりますよ。」
(下 p.131)

ニール氏は、女優で作家の
シャーリー・マクレーンさんとも
何度か会ったそうです。

マクレーンさんの本は、
私のブログでも紹介しています。

「アウト・オン・ア・リム」

このあとニール氏は、
2人の女性との思い出を語ります。

その2人から多くのことを学んだのです。

それだけに、もっと早く出会っていれば
多くの人を傷つけなくて済んだと言います。

しかし神は、
「すべては完璧だ。」と言います。

「あなたはひとに害を与えてはいないし、
ほかのひとたちも
あなたに害を与えてはいない。」
(下 p.132)

「大切なのは、
「してもらいたくなかった」と思うことを
されたひとにも、
「してほしい」と思うことを
してくれなかったひとにも、
害を与えられてはいないということだ。」
(下 p.134)

私たちは、
加害者にも被害者にもならない。

神はそう言って、
次のように説明します。

「わたしは天使以外の何ものも、
あなたがたに送っていない。
みんな、あなたがたが
真の自分を思い出すための贈り物、
すばらしい贈り物を与えてくれた。
あなたも同じだ。
この壮大な冒険が終わるとき、
そのことがはっきりとわかり、
お互いに感謝するだろう。」
(下 p.134)

すべては、機会の創出です。

私たちが、
本当の自分に気づくための機会です。

私たちは、
この世で出会って関わることで、
互いに気づきを与えようとしているのです。

ですから、本来は「感謝」なのだ
と神は言うのです。

「自分の人生を振り返って、
すべての瞬間に感謝するときが来る。
どんな痛みも、悲しみも、
喜びも、祝いごとも、
人生のすべての瞬間が宝物になる。
人生の筋書きが完璧だったとわかるからだ。」
(下 p.134)

私たちは死後、そのことを知るのです。

そして、
いかに素晴らしい人生であったかに気づき、
感謝したくなるのです。

「だから、互いに愛しあいなさい。
すべてのひとと愛しあいなさい。
すべてのひとを愛しなさい。
迫害者だと思うひとも、
敵だと呪(のろ)うひとも愛しなさい。
お互いに愛しあい、自分を愛しなさい。」
(下 p.134)

「あなたの自己を愛しなさい、
神のために(For God’s sake)。」
(下 p.134)

私たちが自分の真実を知れば、
自然と感謝の気持ちが湧いてきます。

その感謝の気持ちの中で、
互いに愛し合うようにと神は言います。

とりわけ自分自身を愛しなさいと。

しかしニール氏は、
それは難しいと言います。

これまで自分がしてきたことを思うと、
そう簡単には自分を許せないと言うのです。

それでも神は、自分を責めるなとして、
次のように言います。

「あなたは迷ったのだ。
迷ったから、そんな行動をとったのだ。
あなたは迷子になった。
迷子になったが、見つかった。
二度と自分を見失わないことだ。
今度は自己憐憫(れんびん)の迷宮や、
罪悪感の迷路で迷ったりしないことだ。
それよりも、真の自分についていだく
最も偉大なヴィジョンの、
最も壮大なヴァージョンへと前進しなさい。」
(下 p.135)

いつまでも後悔していてはいけないのです。

私たちは、ただ迷っていただけ。

それが見つかったのですから、
二度と迷わないぞと決めて、
前進すればよいのです。

さらに神は、
人生を述懐することについて
次のように言います。

「自分の人生を語るのはいいが、
それにとらわれてはいけない。
あなたの半生記も
ほかのひとの半生記も同じだ。
自分がそうだったと考える自分だ。
真の自分ではない。」
(下 p.135)

私たちが語る自分とは、
真の自分ではないのです。

それは単に、
私たちが「これが自分だ」と思った自分です。

ですから、
自分が解釈する自分に
いつまでもとらわれていてはいけないのです。

神は、その自分の解釈を、
正しく活用するようにと次のように言います。

「それを
真の自分を思い出すために活用するなら
賢明な使い方だ。
そう使われるべきなのだ。
だから半生記を語り、
その結果あなたが何を思い出したか、
ほかのひとに何を思い出させるかを
教えればよろしい。」
(下 p.135)

私自身、ブログにプロフィールを書き、
メルマガでも自己開示を続けています。

それは、自分がいかにダメだったか
糾弾するためのものではありません。

確かにダメで愚かな部分もありました。

しかし、そういう人生があったからこそ
今の自分があると思うのです。

そしてその気づきを語ることは、
誰かの役に立つかもしれない。

そう思うので、恥ずかしさを乗り越えて
語ることにしています。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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