すべての行動は信念に基づく

すべての行動は信念に基づく

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第3章の1回目です。

前章の最後で神は、
信念が行動を創り出すと言いました。

だから、
単に行動を変えようとするのではなく、
その原因である信念を変えることが
重要なのだと。

この章は、その続きになります。

ニール氏は、
「機械的な反応」というのも
あるのではないかと神に問います。

神は、次のように答えます。

「それもまた、何が起こっているか、
何が起ころうとしているか、
何が起こりうるかという、
信念にもとづいた反応だよ。
すべての行動は信念に支えられている。」
(p.32)

そして、重要だからと
次の言葉を2回繰り返します。

「行動の奥にある信念に取り組まなければ、
長い目で見た行動を
変化させることはできない。」
(p.32)

これまで私たちの社会は、
そこに注目してこなかったとして、
神は次のように言います。

「わたしが言ったのは、
いま世界の混乱の原因となっている社会、
そして歴史的に
混乱の原因となってきた社会は、
信念に注目した社会だということだ。」
(p.33)

ほとんどの人は行動に注目し、
ものごとを変えようとします。

しかし、大きくものごとを変える時、
その背後には信念の変更があるのです。

「何をするかにばかり注目して、
何を信じるかには注目しない。
だが、あなたがたの社会の過激な勢力は、
つねに行動ではなく思考の力を使って
ものごとを変えようとする。
思考が行動を生み出すことを
知っているからだ。」
(p.33)

信じ込ませれば、
行動は自ずと変わるのです。

それを利用しているというわけです。

ただ命じられたからと言って、
殺人を犯す人はいません。

しかし、そうすべき理由を信じれば、
殺人すら可能になります。

「その「理由」は、
思考のなかにだけ存在する。
そして、
思考はつねに信念にもとづいている。」
(p.33)

たとえば、
神が殺害を望んでいると信じさせれば、
人々は容易に戦士になるでしょう。

「だから、世界の大半が
何かをしなさいと呼びかけて
ものごとを変えようとしている一方で、
ほんとうに人びとを
動かす方法を知っているひとたちは、
何かを信じなさいと呼びかけて、
ものごとを変化させている。」
(p.34)

ですから、私たちの世界にある問題は、
信念のレベルで解決しなければならない
と神は言います。

「行動ではなく、
信念を変える努力をしなさい。
信念を変えられれば、
行動は自然に変わってくる。」
(p.34)

「他人の行動を
変えたり中止させようとして、
あなたがたはいろいろなことをするだろう。
しかし、
その行動を生み出す信念を変えないかぎり、
何も変えられないし、止められないよ。」

信念レベルで変えなければ、
完全な解決にはならないと神は言います。

では、
どうすれば信念を変えられるのでしょう?

信念を変える方法は二つある。
信念をひろげて大きくするか、
完全に変えてしまうか、どちらかだ。」
(p.34)

私たちが抱えている信念が間違っているから、
世界は今のようになっています。

復讐の神を信じさせ、
間違った神を信じる人びとを滅ぼせ
と命じる神を信じさせています。

だから、
人々が争うのは当たり前なのです。

特に子どもは、
容易に信じ込まされるでしょう。

だから、
若者の信念を変えなければならない
と神は言います。

「だが、そのためには、
若者を教える人びとの信念を
変えなければならない。
つまりは、あなたがたのすべてだ。」
(p.36 – 37)

結局、
すべての人の信念を変えなければならない、
というわけですね。

「あなたがたは学校でだけ
若者を教えているのではない。
若者はつねに
あなたがたをお手本として観察し、
あなたがたのような人生を送ろうとする。
あなたがたは、
そこを理解しなければいけない。
あなたがたの人生すべてが教えなのだ。
あなたがたが考え、口にし、
行うことすべてが教えなのだ。」
(p.37)

若者を正そうとするなら、
まず自らを正すことなのです。

ニール氏は、
ゲイの学生を暴行した上で殺した
若者たちがいたことを語ります。

彼らは、
自分たちが間違ったことをしているなどと
思ってはいないと指摘します。

神がそうしろと命じている
と信じているのですから。

「自分の世界観に照らして
不適切なことは、誰もしない。」
(p.38)

どんな犯罪であったとしても、
その人の信念に基づいて
適切に行われるのです。

神は、これが重要なことだとして、
同じ言葉を繰り返します。

どんなに厳罰に処したとしても、
犯罪がなくならない理由がここにあります。

その人の世界観に照らした時、
その人は不適切なことをしないのです。

たとえそれが犯罪だったとしても。

通り魔殺人犯も、銃乱射事件の犯人も、
その人の世界観に照らした時、
適切な行動だということです。

それはつまり、
世界観を変えない限り、
問題はなくならないことを意味します。

その人の世界観とは、
つまり「信念」です。

だから神は、
信念を変えることが重要だと語るのです。

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