第六の新しき啓示

第六の新しき啓示

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第12章の2回目です。

「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いています。

4つ目のステップで、
神や生命についての新しい理解を模索し、
検討する勇気をもち、
その理解が私たちの内なる真実と智恵に
ぴったりするなら、
それを取り入れることで
信念体系を拡大することです。

前回の最後で、
進化はアメとムチで強制されて
起こされるものではない
という話がありました。

私たちは自分の体験をもとに、
自然と進化成長するのです。

今回はその続きです。

神は、組織的宗教は否定するが、
霊性(スピリチュアリティ)は否定されない
と言います。

宗教は制度であり、霊性は体験なのだからと。

「組織的宗教は、
とにかく教えを信じなさいと要求する。
霊性(スピリチュアリティ)は、
何かを信じろとは要求しない。
それより、
自分の体験に気づきなさいと促しつづける。
他人に言われたことではなく、
自分自身の体験が
自分にとっての権威になるのだと。」
(p.166)

神は、神を見出すために
特定の宗教に属すことを決めたりしない
と言います。

神を見出すために
特定の道などないのです。

しかし、組織的宗教は違います。

自分たちが優れており、
自分たちが唯一の道だと主張します。

そうするのは、
自分たちの存続が目的だからだ
と神は指摘します。

「すべての組織の第一の機能は、
組織自体の存続だ。
どんな組織でも結成した目的が達成すれば、
必要がなくなる。
だから、組織というものは、
つくられた目的をめったに達成しない。
組織は原則として、
自らを消滅させることには関心がない。」
(p.167)

これは宗教に限りません。

私が経営していた会社もそうでした。

その組織を創った時は、
その目的がありました。

けれどもいつしかそれが、
その組織の存続が
重要な目的となっていくのです。

長く続く組織的宗教は、
ある意味で目的を果たせていない、
実効がないことの証明だ
と神は指摘します。

けれども、
組織的宗教が神への道を示してきた
ということも事実です。

では、組織的宗教なしに、
どうやって神への道を見つけられるのか?

その疑問に、神はこう答えます。

「第一に、あなたがたが
「神のもとへ」戻らないことはありえない。
なぜなら、神から離れたことは一度もなく、
神があなたがたから離れたことも
一度もないからだ。
神についての第三の誤解は、
あなたがたとわたしが離ればなれだ
ということだ。
離ればなれだと思うから、戻ろうと思う。」
(p.168)

そこでニール氏は、
1つの物語を語ります。

それは、毎日森へ出かける少年の話です。

少年は父親に、神様のそばにいたいから
森へ行くのだと言います。

そこで父親は、森へ行かなくても、
神様はどこにでもおられるよと言います。

すると少年は、それはわかっているけど、
森の中だと自分が変わるからと答えるのです。

その物語に対して、神はこう言います。

「その物語は、毎日、ほんのひとときでも
手を止めて何もせずにいれば、
神の存在を感じられるだろうと教えている。」
(p.169)

「その物語はわたしたちに、
自分の行くところへ
森をもっていけるようになれば、
立派な人生が送れることを教えている。」
(p.169)

このように物語のエッセンスを示します。

つまり、日々の瞑想を勧めているのです。

そしてそこから、
神についての誤解が見えてくると言います。

「そこで、神についての第四の誤解だ。
わたし、つまり神のもとへ戻るためには
しなければならないことがある、
という誤解だ。
あなたがたが「天国」と呼ぶところで
神ともう一度ひとつになるためには、
満たさなければならない条件がある、
とあなたがたは思っている。」
(p.169)

私たちは、何かをしなければ、
あるいは何か条件を満たさなければ、
神のもとに戻れないと信じています。

汚れた、または能力不足の、未熟な、
今の私たちのままでは
神に受け入れてもらえないのだと。

けれどもそれは、誤解なのだと神は言います。

「ほかの場所などない。
大切なのは天国へ「到達する」ことではなく、
自分がすでにそこにいると知ることだ。
天国とは神の王国であり、
それ以外の王国など存在しない。」
(p.169)

他に行く場所はないのです。

今ここしか存在しないのですから。

それなのに、
組織的宗教はその誤解を教えています。

特別な礼拝方法に従わなければ、
天国へ行けないと脅すのです。

「だいたい、
神は礼拝してもらう必要などないのだ。」
(p.169)

神は何も必要としないのですから。

「至高の存在がそんなことを必要とするかな?
そんな必要がある神とは、どんな神だろうね?
あなたがたは、
そこを真剣に考えてみるべきだよ。」
(p.170)

論理的に考えてみればわかるはずです。

神が存在のすべてであるなら、
神は何も必要とはしません。

人は、何かを必要だと感じ、
それを要求して得られない時は、
怒り、相手を責め、滅ぼしたりします。

それを神に当てはめています。

「それが神についての第五の誤解だ。
あなたがたは神の要求に応じなければ、
神に滅ぼされるだろうと信じている。
だが、それほど真実から遠いことはない。」
(p.170)

組織的宗教は、神の正義を振りかざし、
異質な相手を滅ぼすことを正当化します。

その根拠が聖典にあると主張します。

結局、堂々巡りなのです。

聖典にある字句が、
必ずしも神の法ではない
と一部は認めながら、
すぐにそれは聖典に書かれているとして
正義の根拠としようとする。

聖典を都合よく切り取って、
自分の意志を押し付けているだけなのに。

そこで神は、次のように言います。

「わたしは、
新しき啓示のすべてにしっかりと根づいた
コミュニティを創ったらどうか、
と勧めているのだよ。」
(p.172)

この本で示されている新しき啓示を受け入れ、
それに基づいたコミュニティを創る。

それが、
私たち人類の問題に対する
1つの解決策になると言うのですね。

最後に神は、6つ目の啓示を示します。

「”第六の新しき啓示”とは、
こういうことだ。
すべてはひとつである。
存在するものはひとつであり、
すべては存在するひとつの部分である。」
(p.172)

私たちがバラバラであり、
神とも離れ離れだという誤解に対する
新しい啓示です。

つまり、これまでの誤解を捨てて、
この新しい信念を受け入れ、
そのように生きてみなさい
と神は勧めているのです。

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