神は何も要求しない

神は何も要求しない

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第11章の1回目です。

「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いています。

前回から4つ目のステップです。

神や生命についての新しい理解を模索し、
検討する勇気をもち、
その理解が私たちの内なる真実と智恵に
ぴったりするなら、
それを取り入れることで
信念体系を拡大することです。

前回の最後で神は、
聖典に書かれていたことを
自分の真実に合わないと否定できるかどうか
が重要だという話をしました。

今回はその続きです。

神は、人間に対して何も命令しない
と言います。

なぜ命令もせず、
神の望みを明らかにしないのか?

その理由を、こう語ります。

「なぜなら、
わたしは何も望んでいないからだ。」
(p.149)

「神に欠けていること、必要なことは
何もない。
神は何も要求せず、何も命令せず、
何も必要とせず、何も強制しない。
このことを、神学校やマドラサで教えなさい。
神は命令せず、要求もしないし、
主張も期待もしない。
このことを、若者たちに話してやりなさい。
わたしはすべての造り主だ。
わたしは創造者であり被造物だ。
わたしでないものは何もない。
わたしは誰にも命令する必要がない。
いったい誰に命令をするというのだね?
命令する相手は、
わたししかいないではないか。
わたしはすべてだ。」
(p.149)

存在のすべてが神であるなら、
神の一部である誰かに対して命令することは、
まるで自分の右手に対して
「動け」と言うようなものです。

そんなことをする人は誰もいません。

ただ動かせば済むだけだからです。

神が存在のすべてであるなら、
命令する必要がないことは論理的に明白です。

では、
なぜ神が命令したと言われるのでしょう?

「あなたがたが強制されている行動は、
歴史的に専制君主が人民に要求したことだ。
自己中心的で自信がなくて圧制的な
暴君のやり方だ。
そんなものが神の要求のはずがない。」
(p.150)

「神には何も必要ない。
「存在するすべて」とは、そういうものだ。
だから、当然ながら何も欠けていないし、
欲してもいない。」
(p.150)

聖典に「神が命じた」と書いてあっても、
神がどういう存在かを考えてみれば、
それはおかしいと気付くはずなのです。

そしてその聖典の言葉は、
神の言葉ではなく、
不安から生じた暴君のような人が
発した言葉に過ぎないのです。

「秩序を保つために、
人間に命令しなければならない
と感じているのは人間だよ。
そして、命令に従わせるいちばん良い方法が、
「これは神の命令だぞ」と言うことだった。」
(p.151)

人間が神を利用したのです。

聖典が必ずしも
無謬(むびゅう)なわけではない
ということですね。

そうなると、
この本もまた正確とは言えなくなります。

誤りがあるかもしれません。

ここまで述べてきたことが
誤りだったとしたら・・・。

それでも、この本の内容を
信じなければならないのでしょうか?

そこで神は指針を示します。

「信じなければならないことはないよ。
この本の内容をあてはめてみて、
うまくいくかどうかを考えればいい。」
(p.152)

たとえこの本の神の言葉であっても、
鵜呑みにするなということです。

自分が体験し、
内なる自分の声に従うことです。

ここでニール氏は、
人類はこれまで、
神の言葉に従って試してきたと主張します。

その結果が、今の社会なのだと。

でも、何が最善なのかわからない。

だから、神の言葉を求めるのだと。

ただ体験を求めよと言われても、
未来のことも心配になります。

自分ひとりが何かやったからと言って、
どうなるのだろうという気もします。

私たちは利己的だから、
つい自分中心に考えてしまうのだと。

そう言うニール氏に、
神は解決策を示します。

「「自分」の定義をひろげればいい。
問題は、
あなたがたが自己中心的なことではなく、
中心になる「自己」の定義が
間違っていることだ。
あなたがたが「自己中心的」なとき、
その自己は
ほんとうの自己よりもずっと小さい。」
(p.155)

つまり、私たちが通常考える「自己」とは、
自分の身体のことを指します。

それが小さい「自己」だと言うのです。

けれども、それは仕方がないとも言います。

なぜなら、
組織的宗教がそう教えてきたからです。

お互いをバラバラな存在だと教えたのです。

たしかに私たちは、
個々に違いがあります。

集団ごと、民族ごと、国家ごとでも違います。

けれども、
そういうことではないと神は指摘します。

「違いのことを言っているのではないよ。
わたしは「ばらばらだ」と言っている。
違いと分断はべつのことだ。」
(p.157)

私たちは、人間は個々にバラバラだと思い、
神とも離れ離れだと考えています。

しかし神は、そうではないと言います。

私たちは、なかなかそうは思えません。

完璧な神と、不完全な自分とが
一体だとは思えないのです。

けれども神は、
それを誤解だと言います。

だから多くのメッセンジャーを通じて、
そのことを知らせてきたのだと。

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