第三第四の新しき啓示

第三第四の新しき啓示

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第10章の1回目です。

「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いています。

今回から4つ目のステップです。

神や生命についての新しい理解を模索し、
検討する勇気をもち、
その理解が私たちの内なる真実と智恵に
ぴったりするなら、
それを取り入れることで
信念体系を拡大することです。

最初に、
誰のメッセージが一番優れているのか
という話をします。

イエスなのかモーゼなのか、
あるいはムハンマドか、ブッダか・・・。

すべての人がメッセンジャーである
というのが前回の話でした。

ではいったい誰のメッセージが
最も優れているのでしょう?

神は、
そうやって誰(どれ)が優れているかを
競うことが問題だと言います。

そして、
ここで「第三の新しき啓示」を示します。

「どの神への道も、
べつの道より神に近いということはない。
どの宗教も「唯一、真の宗教」ではなく、
どの民族も「選ばれた民族」ではなく、
どの預言者も
「最も偉大な預言者」ではない。」
(p.125)

これもすでに
他の本で述べられていることですが、
誰(どれ)かが特別なのではない
ということです。

「優れている」というのは幻想なのです。

ここでまたこのことを持ち出したのは、
これが
なかなか受け入れがたい考え方だからです。

「この考え方をさぐろうとするひとは
大変に少なく、
目を向けようとする人びとでさえ、
ごく少ないだろう。
あなたはそれをする勇気を
もたなければならない。」
(p.128)

つまり、4つ目のステップです。

新しい理解を模索し、検討する勇気を持つ。

頭から否定するのではなく、
本当だろうかと考えてみることなのです。

この本で最初から言っているように、
すべては信念に基づいています。

特に、神についての考え方が、
私たちの世俗的な暮らしに
大きく影響していると神は言います。

「組織的宗教はつまるところ、
信念体系以外の何ものでもないからね。
人間の行動はすべて信念にもとづいているし、
ひとつの信念がつぎの信念を育て、
やがては特定の宗教や俗世の哲学を超えた
「超信念」が生まれる。」
(p.129)

神を信じているかどうかに関係なく、
宗教や哲学から生じる信念が
次々に他の信念を生んで
全体として私たちの考え方を支える
大きな信念体系になるのです。

そこで、
神についての信念を検討することになります。

地球には何千という宗教がありますが、
それらを包括する基本的な信念がある
と神は言います。

「だが、
そのなかでも基本的なものは五つだ。
大半の組織的宗教に共通する信念であり、
いろいろある宗教の
基本的な教義の基盤になっている信念だ。」
(p.130)

これが、この本の最初の方で示された
神についての5つの間違った考え方です。

そこで、
まずは1つ目の間違った考え方について
神は説明します。

「神についていだいている第一の信念は、
神が何かを必要とする、ということだ。」
(p.130)

神が幸せであるには何かが必要であり、
神はそれを欲しているという誤解ですね。

それが満たされなければ神は満足しない。

つまり不満を抱き、怒り、
それを阻む人々に復讐することになります。

「要するに、神はあなたがたに、
どんなふうに生きて、どんな行いをし、
何を所有するか、
どんな生き方や行いがいけないか、
何を所有してはいけないかを
指図したがっているというわけだ。
これが神の期待であり要請で、
それに従わなければあなたがたは
ひどい目にあうよ、ということだね。」
(p.130)

かくすべき、かくすべきでないなど、
絶対的なルールがあるという考え方です。

日本人も、
こういう同調圧力が強いですよね。

マナーだ、常識だと言って、
他人を従わせようとします。

しかし、
神が何かを必要とすることはあり得ません。

そのことを神は指摘します。

「神が幸せになるためには何かが必要だ
というのは間違っている。
それが、神についての五つの誤解の第一だ。
神とは存在するすべてであり、
存在したすべてであり、
これから存在するすべてだ。
神でないものはなく、したがって、
神には欠けるものも必要なものも何もない。」
(p.131)

考えてみれば、
当たり前のことなのですけどね。

私たちはつい、神も人間のように
何かを必要とすると思い込んでしまうのです。

「そこで、”第四の新しき啓示”だ。
神には何も必要ない。
神は幸せになるために何も求めない。
神は幸せそのものだ。
したがって、
神はこの宇宙の誰も、何も、必要としない。」
(p.131)

この第四の啓示は、
当たり前のこととも言えます。

しかし、既存の組織的宗教にすれば、
許せないほど挑戦的だと言えるでしょう。

それは、それらの教義では、
実に多くのことが禁止されており
たくさんの禁忌(タブー)があるからです。

ここからしばらく、
既存の組織的宗教の教義が
いかに神にふさわしくない言葉を
伝えているかを検証しています。

些細なことで罰を与えると言い、
何かあると殺せと言う。

それが、神にふさわしい言葉かどうか、
考えてみるべきでしょう。

「あなたはどう考えるべきかを知っている。
真実を知っている。
わたしが言った
内なる羅針盤システムのおかげで、
真実を知っているはずだ。」
(p.147)

愛である神が、
「殺せ」などと命じるはずがない。

些細なことで罰を与えるなどと
言うはずがない。

私たちの心は、
そのことがわかっているはずです。

「問題は、
あなたが知っているかどうかではなく、
それを認められるかどうか、
はっきりと口に出せるかどうか、
神聖な信念や昔からの伝統を踏みにじるのは
非常に間違ったことだという
世間にひろまっている考え方に
反対できるかどうか、ということだ。」
(p.147)

いくら聖典に書かれていても、
「それはおかしい」と言えるでしょうか?

いくら伝統だからと言われても、
「それはおかしい」と反対できるでしょうか?

そのことが問われているのだ
と神は言うのです。

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