生命/人生についての五つの誤解

生命/人生についての五つの誤解

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第17章の1回目です。

「平和への五つのステップ」の
詳しい説明が続いていました。

4つ目のステップで、
神や生命についての新しい理解を模索し、
検討する勇気をもち、
その理解が私たちの内なる真実と智恵に
ぴったりするなら、
それを取り入れることで
信念体系を拡大することです。

そういうことで、
新しき啓示を紹介しつつ、
その新しい信念を説明しています。

ただ、ここから少し話がまた戻って、
復習的な内容が続きます。

神との対話においては、
何度も繰り返しが発生するのです。

前章までの話を総括すると、
たとえばアフガニスタンのタリバンも、
その世界観に照らして間違ったことは
していないということになります。

したがって、
もしタリバンのやり方は受け入れられない、
変えるべきだと思うなら、
彼らの世界観に
影響を及ぼさなければなりません。

そのことを、神はずっと説いているのです。

「行動を変えようと努力することはできるが、
それではうまくいっても
短期的な変化が起こるだけだ。
だが、信念を変えれば、
行動を根源から変えることができるだろう。
だから、
平和に仲よく暮らしたいと思うなら、
いま人間に役立つのは
新しい霊性(スピリチュアリティ)、
拡大し改革した信念にもとづく
新しい「世界観」だ、と言ったのだ。」
(p.224)

では、この新しい世界観を
他の人に受け入れてもらうには、
どうすればよいのでしょうか?

「古い信念の一部が役に立たなくなった
と認めない限り、
新しい信念には到達できないだろう。」
(p.225)

つまり平和への最初のステップです。

そして、
ただ役立たないと認めるだけでなく、
そこに重要なポイントがあると言います。

「だから、
はじめに古い信念のどれが役に立たないかを
決めなくてはならない。」
(p.225)

そこで参考になる指針が、
神についての五つの誤解です。

そして、
生命/人生についての五つの誤解です。

この10の誤解(誤った信念)を、
しっかりと認識することが重要なのです。

神についての五つの誤解は、
すでに説明しています。

残りの生命/人生についての五つの誤解も、
大きな影響があると言います。

「その誤解もまた、危機と暴力と殺人、
戦争を引き起こしている。」
(p.226)

そこで、ここからまた
その誤解を詳しく説明することになります。

「これが
生命/人生についての五つの誤解だよ。
1.人間は互いにばらばらである。
2.人間が幸せになるために必要なものは、
充分にはない。
3.充分にないものを手に入れるためには、
人間は互いに競争しなければならない。
4.人間のなかには、
他よりすぐれている者がいる。
5.ほかの誤解によって生まれる
大きな相違を解決するために、
人間が殺しあうのは適切である。」
(p.226)

まずはこうして、
生命/人生についての五つの誤解を
改めて示します。

そして、1つ目の誤解から説明を始めます。

「生命/人生についての第一の誤解は、
人間は互いにばらばらだ、というものだ。
この考えは、
神についての第三の誤解から生じたものだ。」
(p.227)

神についての3つ目の誤解は、
神に必要なものを与えなかったから、
神と離ればなれになったというものです。

一見、バカバカしくも思えますが、
私たちはその信念を捨てなかった
と指摘します。

神は完全無欠ですから、
幸せのために何かを必要とはしません。

けれども人間はそうは考えず、
なだめるために何かが必要だと考えたのです。

「人間が「神をなだめる」ためにすることは、
非人道的だ。
あなたがたは、
自分たちの神を喜ばせるために他人を処刑し、
信じられない苦しみを与え、
何百万人も殺害している。」
(p.228)

かつては、
当たり前のように生贄(いけにえ)として、
人の命が捧げられました。

生きたまま薪の上に乗せて火炙りにする
などということもあったと、
聖書に書かれています。

しかし、神を幸せにするという考えは、
神は今、幸せではない
という考えに基づいています。

神は、それはおかしいと指摘します。

「こんなおかしな考え方はない。
神は、幸せそのものだからね。」
(p.228)

「神は幸せではない--
そしてその原因は人間だ--という考え方が、
人間を狂気のさたに駆りたてる狂気の宗教の
狂気の基本を生み出した。」
(p.228)

よくよく考えてみれば、
こんなバカげた話はありません。

「それに、人間の行いが宇宙の創造者に
平和と愛を捨てさせたなんて、
傲慢もいいところではないか。
創造者は平和であり、
愛そのものなのだからね。」
(p.229)

まさに、
どっちが創造主かわかりませんね。

人間の方が神より力が強い
と言わんばかりの発想です。

「そんな想像をするのは、
あなたがたがそうするからだ。」
(p.229)

つまり、人間がそう考えるのだから、
神も同じだろうと想像したのです。

「だから、
神は人間といて幸せでなかったから、
人間と離ればなれになったと想像した。
人間が誰かといて幸せでないと別れるから、
神も同じだと考えたのだよ。」
(p.229)

人間は、愛であることを忘れたことで、
愛らしくない考えができるようになりました。

だから、
誰かとの関係が上手く行かなくなり、
幸せを感じられなくなった時、
「別れる」という選択肢を選んだのです。

それを神にも適用した。

それはつまり、
神もまた愛でないことがあり得る
と言っているようなものです。

このように、
ばらばらだという誤解を信じた人間ですが、
神は、本当はそうではないと言います。

「人間は、
自分が生命とひとつであることを知っている。
直観的に理解している。」
(p.229)

しかし、誤解によってその直観を
曇らせてしまったのです。

「現代の宗教にはこの幻想を打ち破り、
あなたがたを真実に導くチャンスがあった。
だが現代の宗教は前近代の教えにしがみつき、
何百年、何千年も前の教義を
維持するほうを選んだ。」
(p.230)

つまり、古い信念にしがみついたのです。

そのために、
現代の宗教は役立たなくなった。

そこで私たちに重要なのは、
古い信念を捨てることなのです。

「その霊性は、伝統的な宗教の教えを
頭から否定するのではなく拡大し、
もう適切ではなく有効でもないと
みんなが考える一部を変えるものだ。」
(p.230)

勇気を出して新しい霊性を選ぶなら、
古い教義を拡大することで
現代に役立てることが可能なのです。

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