生命か、迅速な死か

生命か、迅速な死か

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第27章の2回目です。

前回は「第九の新しき啓示」についての
話でした。

私たちは
死ぬことも地獄に落ちることもないから、
安心して自らの信念を変えるように
ということです。

今回はその続きです。

地獄に落ちることもなく、
罰も与えられないとしたら、
好き勝手にしていいのだと考えて
社会が混乱するのではないか
という不安があります。

しかし、
このことは前にも神は語っています。

罰すると脅されないと
正しい行いをしないのか
ということです。

ただ、そうは言われても、
自分の利益を優先してしまいがちです。

それについて神は次のように言います。

「自己の利益は最高の関心事だし、
そうあるべきなのだ。」
(p.384)

自己の利益を優先するのは、
持続可能性という生命原理の現れだ
と神は言います。

でもそうすると、全員の最善の利益が
おざなりにされてしまわないでしょうか?

そこで神はこう言います。

「あなたがたが考える自分が、
とても限定されていればね。」
(p.384)

「自分」というものを
どう見ているかが重要なのですね。

「あなたがたの自己規定を限定しているのは、
間違った信念だ。
自分にほかのすべてをふくめれば、
自己の利益の定義はひろがる--
そして、世界は一夜にして変わるよ。」
(p.384)

私たちが「自分」を身体の範囲にしていれば、
その利益を最優先するでしょう。

しかしその「自分」に、
パートナーを含め、家族を含め、
接する関係者を含め、
同じ民族を含め、人類を含めていけば・・・。

さらに、動物、植物、土地、川、海、
空、宇宙・・・と含めていけば、
どうなるでしょう?

全員の最善の利益になることと
自分の最善の利益は一致する
と神は言うのです。

「あなたがたが自己を
すべての他者と一体だと信じれば、
自己破壊的な行動はやめるだろう。
あなたがたが自己を神と一体だと信じれば、
新しい行動を、新しいあり方を創造し、
それが、あなたがたの人生/生命を、
そして世界を、永遠に変えるだろう。」
(p.385)

他者を愛するのではありません。

自分を拡大して、
ただ自分を愛すればいいのです。

「いま、あなたは
信じられないことを信じることができる--
神はあなたがたに良いようにという以外、
何も望まないということだ。
あなたがたはもう神を恐れなくていい。」
(p.385)

神罰を恐れる必要はありません。

永遠の地獄などありません。

私たちは、完全に自由なのです。

「あなたがたは神と友情を結べる。
あなたがた、すべてが。毎日。
あなたがたは神とひとつになる体験ができる。
あなたがた、すべてが。どの瞬間にも。」
(p.385 – 386)

恐れることなく愛せるようになって、
友情を結ぶことができます。

これは、「神との友情・上下」に
詳しく書かれていました。

そしてそのことによって、
私たちは神との一体化を体験できるのです。

これまでの聖典には、
神を恐れよという記述が数多くあります。

しかし神は、
それらはもう改革しなければならない
と言います。

しかし、「バガヴァッド・ギータ」の
文章には、考えさせられるものがあります。

クリシュナ神が、敵を懲らしめろ
と言っている部分です。

「クリシュナ神は続けて、
魂は決して死なないと説明します。
だから、「自己は殺すこともなく、
殺されることもない」。
言い換えれば、
前進して「悲しむことなく」身体を殺せ、
というわけです。」
(p.388)

魂が不滅なら、
身体を殺してもかまわないではないか
という論理です。

ニール氏は、
魂の永遠は信じるが、
悲しむことなく殺害してかまわない
というのは自分の真実ではない
と言います。

そういうのとは違う世界を創造するための
助けになりたいのだと。

おそらく大半の人はそう考えている
とニール氏は言います。

それに対して神は、
次のように言ってニール氏を励まします。

「あなたは
そういうひとたちを助けてやれるよ。
お互いに、助けあえる。」
(p.389)

「まず、新しい内なる現実を創造し、
つぎに外的な現実を創造しなさい。
人類がはるか昔に始めていれば、
とても利益になったはずのところから、
始めなさい。
変えようとするのではなく、
自分の信念を変えるようにつとめなさい。」
(p.389)

他の人に影響を与えようとせず、
まずは自分の信念を変えることです。

外の世界に不都合なものが見えたら、
自分の信念を顧みることです。

神は、このことを
何度も何度も繰り返しています。

そして神は、
私たちの選択を問いかけます。

「わずかな譲歩と信頼で--
それに過去を赦し、
将来の価値を創造する唯一の方法は、
ともに創造することだと認めることで--
解決することがらで
他国と争い、戦争をするとき、
あなたがたはもっと多くの生命を
選んでいるのだろうか、
それとも迅速な死を選んでいるのだろうか?」
(p.391)

「もっと多くの生命」か、
それとも「迅速な死」か、
という選択を、私たちは常にしています。

タバコを吸うのはどうだろうか?

肉を食べるのは、運動をしないのは、
仕事ばかりすることは、・・・。

「つねに、選択は同じだ。
もっと多くの生命か、それとも迅速な死か。」
(p.389)

私たちがこの地球で、
どういうあり方を選ぶのかによって、
人類の未来が創造されます。

「人類はどうあるべきなのだろう?
さらに言えば、
人類は存在するべきなのだろうか?
すばらしい作家シェイクスピアは
完璧に表現しているね。
存在するべきか、せざるべきか
(to be or not to be)?
それが問題だ。」
(p.389)

私たちは、今、
人類がどういう形で存在するかという
選択を迫られています。

魂は永続します。

しかし、この環境、この形の身体が
永続するかどうかは、
私たちの選択にかかっているのです。

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