メッセンジャーになりなさい

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「新しき啓示」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第28章の1回目です。

いよいよ最後の章になります。

まず神は、次のように言います。

「このメッセージを世界に伝えなさい。
あなたが人生でふれあうすべてのひとたちに、
あなた自身の人生／生命を通して伝えなさい。
いま、わたしはすべての人類に告げる。
興奮と喜びをもって、前進しなさい。
歴史上かつてなかったほどのときが
あなたがたを待っている、と。
機会は驚異的で、
あなたがたの可能性は限りがない。
課題は大きいが、しかし、あなたがたの才能、
能力、資源はさらに大きい。
あなたがたは自分の能力を信じて、
才能を最高レベルで活用すれば、
必ず勝利してきたのではないか？
そのとおり、いまもまた勝利できる。
勝利することによって、
愛するひとたちのために、
地上であなたがたに続く人びとのために、
世界を救うことができる。」
（p.392）

「愛と共感と智恵と豊かさを
分かち合うことで、
あなたがたは勝利し、救うことができる。
あなたがたは際限なく与えられてきた。
今度は、際限なく与えなさい。」
（p.392）

神はこのように、方針を与え、
私たちを励まします。

この本にあるメッセージを広め、
すべてを分かち合うことで勝利せよと。

私たちそれぞれが、
最高に自分らしい自分を表現することです。

そのような生き方を示すことで、
他者や世界を変えることができます。

「あなたがたが自分のため、
すべての他者のために望む生命／人生を
創造するには、
大きなことがなしとげられなければならない。
しかし、そのためには
ほんのわずかなことがあればいいというのは、
すばらしいニュースではないか。
微笑。ふれあい、笑い声。
赦そうという決断。
分かち合おうという意志。
泣く能力－－他者の泣き声を聞く能力。
生命／人生への愛。神への信頼。互いの受容。
一体として生きるという選択。
恐れないという決意。
これらはみな、あなたがたにできることだ。
これらはみな、
いままであなたがたがしてきたことだ。
いま、そしてつねに、これをしなさい。
そうすれば、楽園まであとほんの一歩だ。」
（p.393）

おそらくこの本の読者なら、
一度はやってきたことだと神は言います。

その簡単にできることを、
常に行うようにと言うのです。

「この単純な生命／人生の
道具（ツール）を使って、
あなたがたは
自分の生命／人生を変えられる。」
（p.393）

まずは自分を変えることですね。

それが世界の再創造につながります。

始めるのは、「いま」の他にはありません。

そして「自分」しかありません。

神は、次のように言って励まします。

「行って、喜びに満ちた活動にとりかかりなさい。
わたしのメッセンジャーになりなさい。
わたしの新しき啓示をたずさえ、
それを精神にしっかりと、心のなかに深く、
魂にいつまでも刻みなさい。」
（p.394）

そして、
ここまで説明してきた「新しき啓示」を、
ここで改めて示します。

「【第一の啓示】
神は決して、
人間と直接語り合うことをやめていない。
神は時のはじまりから人間と、
人間を通して語り合ってきた。
神はいまでも、そうしている。

【第二の啓示】
すべての人間は、
かつて生きた者、いま生きている者、
これから生きる者のすべてと同じく、
特別な存在だ。
あなたがたはすべて、メッセンジャーである。
あなたがたの誰もがそうだ。
あなたがたは毎日、生命／人生についての
メッセージをたずさえている。
どの時間にも。どの瞬間にも。

【第三の啓示】
どの神への道も、
べつの道より神に近いということはない。
どの宗教も「唯一、真の宗教」ではなく、
どの民族も「選ばれた民族」ではなく、
どの預言者も「最も偉大な預言者」ではない。

【第四の啓示】
神には何も必要ない。
神は幸せになるために何も求めない。
神は幸せそのものだ。
したがって、神はこの宇宙の誰も、何も、
必要としない。

【第五の啓示】
神は単一の超越的存在ではない。
宇宙のどこか、あるいはその外にあって、
人間と同じような感情的ニーズがあって、
同じように感情が動揺する存在ではない。
神であるものは、
いかなる方法によっても傷つき、
損なわれることはありえず、
したがって、
復讐を求め、懲罰を科す必要はまったくない。

【第六の啓示】
すべてはひとつである。
存在するものはひとつであり、
すべては存在するひとつの部分である。

【第七の啓示】
「正しい」とか
「間違っている」ということはない。
自分たちがどうありたいか、何をしたいか、
何を所有したいかに照らして、
有効なことと、
有効でないこととがあるだけだ。

【第八の啓示】
あなたがたは身体ではない。
あなたがたとは、
限りなく、終わりのないものだ。

【第九の啓示】
あなたがたが死ぬことはありえず、
永遠の地獄に落ちることも、決してない。」
（p.395 – 396）

これらが「新しき啓示」であり、
神はこれを真実で現実だと言います。

しかし、
この啓示に頼ってはいけないと神は言います。

「だが、まず何よりも、
あなたが自身の内なる真実と智恵と愛に、
目を向けなさい。」
（p.396）

どんな教えも鵜呑みにしてはいけないのです。

自分の内にこそ、
自分の真実があるのですから。

「あなたがたが
新しい霊性を創造するだけでなく、
まったく新しい世界を創造するための
最大の道具（ツール）は、
あなたがた自身が生きる
人生／生命であることを忘れないように。
あなたがたの人生／生命のひとときを、
あなたがた自身の最高の真実を示すため、
真の愛を差し出すため、
あなたや他者があなた方自身につけた傷を
癒やすために使いなさい。」
（p.396）

私たちは、
平和に仲よく暮らすことができます。

そういう社会に、変えていけるのです。

しかし、
それは誰かが始めなければなりません。

神は次のように言います。

「だが、誰かがその道を
示そうと決断しなければならない。
誰かが自分の人生／生命によって、
その道を宣言しなければならない。
誰かが最初のドミノになることを
選ばなければならない。」
（p.397）

この神の呼びかけを聞く時、
私はいつも魂が震える思いがします。

そして、
「できる」という自信はなくても、
「やろう」と思うのです。

まずは、第一歩を踏み出す。

さて、
あなたは第一歩を踏み出すでしょうか？

神は、あなたの生き方を注目しています。

◆お知らせ

「新しき啓示」の解説は、
今回で終わりになります。

引き続き、
「明日の神」の解説に入ります。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

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