最初から「わが家」にいる

最初から「わが家」にいる

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神へ帰る」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第7章の1回目です。

前章では、
「わが家」へ帰る道に優劣はなく、
すべての道が「わが家」へ到達する道だ
という話がありました。

その後、その「わが家」の意味を語り、
プロセスが完了することだという話でしたね。

この章では話を少し戻して、
「わが家」に帰る道に優劣はないが、
時間の違いがあることについて神は語ります。

「あなたは
「わが家」へのいちばん短い道が
最善の道なのか、と聞いたね。
必ずしもそうではない、それが答えだ。
どんなに長くても、
あなたにとっていちばん役立つ道が
あなたを「完了」に導く。」
(p.56)

時間の違いも、
早ければ早いほど良いわけではないのです。

このことは、とても重要だと思います。

最速で進むよりも、道草を食って進む方が
役立つことがあるということですからね。

「どんな魂もひとつの生涯で
「絶対的な気づき」に到達することはない。」
(p.56)

「この生涯は、あなたが今回
この物理的な世界で経験しようとしたことが
完了すると終わる。」
(p.56)

1つの生涯には、その段階での課題があり、
それを達成すれば終わるのです。

そうやっていくつもの生涯を重ねて、
最終的に絶対的な気付きに至る。

そういうプロセスなのです。

時間が関係ないとすると、
神が言った「険しい」かどうかは
どうなのでしょうか?

「障害が少ない道のほうが楽だからね。」
(p.58)

それはたしかにそうでしょう。

できれば障害は少なめにして、
完了する道を選びたいものです。

では、どうすればそれが選べるでしょう?

「見つけるのではない。創るのだよ。」
(p.59)

「その道を歩こうと決意しただけでも、
ものごとは楽になる。」
(p.59)

たしかに、自発的に取り組めば、
苦難は軽くなります。

他者から押し付けられたと思えば、
犠牲者になってしまって
歩くのが苦しくなりますからね。

「わたしが言っているのは、
曲がりくねった道を歩こうと
まっすぐな道を歩こうと、
森を通ろうと迂回しようと、
生命と生きること、
死と死にゆくことに関する
あなたの真実に到達すれば、
障害をすべて取り払い、険しくない
「完了への道」を創り出せるということだ。
死について充分に知ったら、
人生を充分に生きることができる。」
(p.59)

この生涯の課題を完了したと知れば、
死を迎える時も感謝しかない。

それが険しくない道だと神は言うのです。

「すべての魂は死後に安らぎを見いだす。
ただし、すべての魂が、
死の前に安らぎを見いだすとは限らない。」
(p.60)

死んだ後は、
魂は精神や身体にとらわれなくなるので、
安らぎであることに気付きます。

しかし死ぬ前は、
精神や身体が支配しているので、
安らかでいられるとは限らないのです。

それが「険しい道」なのでしょう。

「あなたが死ぬとき、
完了していないなんてことはありえないが、
それに
意識的に気づいていないことはありうる。
「安らぎ」とは、自分が完了した
と意識的に気づいていることだ。」
(p.60)

もし「自分は完了した」と気付いていれば、
私たちは安らかに死を迎えられます。

だって、
もうそれ以上やることはないのですから。

死ぬ時、
どうなるのかわからずに不安を抱えていたら、
これは「険しい道」です。

本当は、完了したから死ぬだけなのに。

そこで神は、
もう一度、本質的なことを話します。

「あなたはつねに「神性」に浸されている。
たったいまもそうだ。
それどころか、あなたは「神性」なのだ。」
(p.61)

私たちの本質は、神そのものですからね。

そして、そうだとすれば、
次のような結論が導かれます。

「じつはあなたは、
自分が行きたがっているところに
もういるのだよ。
そして驚くべき秘密とは、
そのことを知ったとたんに体験できる、
ということだ。」
(p.61)

知れば体験できるけれど、
体験しないと
本当の意味では知ることができない。

そんな話も、前の本でありましたね。

本当は知っていて忘れているだけだから、
思い出すことになります。

今は頭で理解できるだけだとしても、
いずれそれが腑に落ちるようになり、
体験的に知ることになるのです。

そう信じて努力を続ければいい。

そう神は言うのです。

そこで神は、この対話で、
私たちに思い出させようとしているだけだ
として、次のように言います。

「あなたは
「神性」をめざす旅の途上にいるのではなく、
進むにつれて
さらに多くの「神性」を経験する、
永遠のプロセスのさなかにいる。
人生/生命が続くにつれて、
「真の自分の核心」を、
真のあなたの「本質(エッセンス)」を
もっともっと体験するだろう。」
(p.62 – 63)

人生とは、
すべてを体験するプロセスなのです。

それを日々行っています。

「あなたに「わが家」への道を
示してあげることはできるが、
あなた自身が「わが家」への道を
たどらなければならない。」
(p.65)

いくら知っても、
自分が体験していかなければならないのです。

ただ、
「わが家」を探し回る旅ではありません。

私たちは
最初から「わが家」にいるのですから。

「だが、それを知らないから、
自分が旅の途上にいるという体験をする。
だから、旅は必要なかったということを
発見する旅をしなくてはならない。」
(p.65)

「わが家」を探し求めるのではなく、
探し求める必要はなかったことを
知るための旅ですね。

「青い鳥」という童話がありますが、
まさにそういうことでしょう。

青い鳥は、
最初から「わが家」にいたのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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