いつでも自分で死を選んでいる

いつでも自分で死を選んでいる

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神へ帰る」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第9章の1回目です。

前章では、
視点が変われば認識が変わる
という話がありました。

ですから「死」も、
見方が変われば悲劇ではなく贈り物になる
ということでした。

「いまこうして対話をしていることが、
あとになって大きな違いを生むはずだよ。
自分は死ぬことを選んだから死ぬのだ
とわかっていれば、大きな助けになる。」
(p.76)

たしかにその見方は、
死を安らかなものにしてくれるでしょう。

しかし、
残された者にとっては
そうではないことがある
とニール氏は言います。

もし愛する人が自分で死を選んだとすると、
残された人は見捨てられた
と考えてしまうからです。

本当に自分のことを愛しているなら、
見捨てたりはしないはずだ。

ということは、
自分は愛されていなかった
と考えてしまいがちです。

そのことについて神は、
人間の創造と経験のレベル(段階)には
3つあることが理解を助けるだろうと言って、
次のように語ります。

「あなたが死ぬとき、
完了していないなんてことはありえないが、
それに意識的に気づいていないことは
ありうる、と言っただろう。
魂は超意識のレベルでは
この生涯は完了したと知っているが、
潜在意識や意識のレベルでは
それに「気づいて」いないかもしれない。」
(p.79)

つまり、魂は完了したとわかっていても、
私たちの精神は
気付いていなことがあるのですね。

したがって、
意識的に見捨てたわけではないけれど、
完了したから死を選んだ
ということがあるのです。

神はこの3つのレベルのことを
さらに詳しく説明します。

「「潜在意識」の段階とは、
あなたが自分の現実を知らず、
意識的に創造してもいない経験の場だ。
「潜在意識」で創造しているときは、
自分が何をしているかに
ほとんど気づいていないし、
まして、なぜそうしているかもわからない。」
(p.79)

「たとえば髪の毛が伸びる、まばたきをする、
心臓が鼓動するというのは
自動的な働きの例だね。」
(p.80)

自分が何をしているか気付いていなくても、
自動的に創造しているのが
この「潜在意識」の段階なのです。

「しかし
人生のどの部分を自動的に創造することを
選んだかに気づかないと、
自分はものごとの原因ではなくて
「結果」だと思うかもしれない。
自分を犠牲者だとすら考えるかもしれない。
だから、
何を意識しないという選択をしたか、
それを認識することが重要だ。」
(p.80)

身体の機能の多くは自動的であり、
「潜在意識」が創造していると言えます。

それは認識していない意識ですが、
「私」の一部であることは間違いありません。

ですから、
その責任もまた自分にあるということを
理解しておく必要があるのです。

次に「意識」のレベルについて
神は説明します。

「二つめの「意識」のレベル/段階は、
何をしているかをある程度は認識して、
自分の現実を知り、創造している経験の場だ。
どの程度まで認識しているかは、
「意識のレベル/段階」による。
これが物理的なレベルだね。」
(p.80)

私たちが認識できるのは、
この「意識」のレベルです。

その認識を拡大させることが、
スピリチュアルな生き方と言えるでしょう。

最後は超意識のレベルです。

「三つめの「超意識」のレベル/段階は、
何をしているかを充分に認識して、
自分の現実を知り、創造する経験の場だ。
これが「魂」のレベルだね。」
(p.81)

神は、
私たちのほとんどは意識のレベルであり、
魂の意図に気づいていないと言います。

ですから、魂の課題を知りません。

したがって、自分で自分を
導いていることがわからないのです。

もし、
これら3つの意識が同じ意図を持つなら、
超絶意識として完璧な創造ができます。

したがって、
自分が意図しない現実が創造される
などということはあり得ない
とわかるのです。

「経験がどれほど予想外かをみれば、
その経験を知覚している意識のレベルが
直接的にわかる。
<マスター>をめざして学んでいる者は、
たとえその経験が
好ましく「見えない」としても、
いつも自分の経験に同意する。」
(p.82)

現れる現実は、
必ず自分の意識のどこかのレベルで
創造したものなのです。

それがわかっていれば、
安心して、落ち着いていられます。

「<マスター>をめざす学習者は、
どの意識のレベル/段階で
その経験を意図したのか
必ずしもわかっていないかもしれない。
だが、どこかのレベルでは
自分が責任を担っていることを疑わない。」
(p.83)

マスターの道を歩むということは、
わかっていないとしても、
そうに違いないと受け入れている
ということですね。

このように見ていくと、
たとえ意識のレベルでは
別れたくないと思っていても
「死」を迎えることはあります。

それは、魂のレベルでは、
死ぬことは何も問題にならないし、
死ぬべき時が来たとわかっているからです。

「人間の魂に影響を及ぼす決定はすべて、
三つの意識のレベル/段階のいずれかで、
あるいは第四の超絶意識のレベルで、
その魂自身によって行われている。」
(p.83)

したがって、
誰かから一方的に殺される
などという出来事はありません。

「この世界には被害者はいないし、
悪人もいない。」
(p.84)

この言葉が示す意味が、
どれほど大きなことか考えてみてください。

私たちのほとんどは、
自分の意志で何でもできると考えています。

しかし、そうではないかもしれない
という可能性に対して、
心を開いてみてほしいのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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