選んだ視点が経験を創る

選んだ視点が経験を創る

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神へ帰る」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第13章の1回目です。

「真実」と私たちが言う時、
それは「自分の真実」であって、
「客観的(絶対的)な真実」ではない
と神は言います。

「視点が認識を創り、認識が経験を創る。
認識があなたのために創った経験、
それがあなたの言う真実だよ。
あなたの真実とは、じつはあなたの経験だ。」
(p.118)

「客観的な真実」という言葉は、
誰もが同じように得られる経験
ということになりますが、
そんなものは存在しないのですね。

「すべては「見えている」とおりだ。
どう見えるかは認識によって決まる。
認識は視点によって決まるし、
視点は客観的ではない。主観だよ。
それはあなたが経験する何かではなくて、
選びとる何かだ。」
(p.118)

ちょっと複雑に感じるかもしれませんが、
ここはとても重要なところだと思います。

たとえば、交通事故にあった時、
「相手が悪い」と決めつければ、
犠牲者としての自分を経験できます。

客観的な犠牲者が存在するのではなく、
主観的な犠牲者なのです。

たとえば、その交通事故によって
大事な何かに気付かされるかもしれません。

そうすると、
その交通事故は「悪い」ことではなく、
むしろ「幸運」とも言えます。

何を経験するかは、
自分が選んだ視点(見方)次第だし、
それによって得られた経験こそが
自分の真実なのです。

始まりは、
どの視点を選ぶか、ということです。

「そう、選んでいるのだ。
それがあなたの創造のプロセスだよ。」
(p.119)

意識的にせよ無意識にせよ、
私たちは視点を選んでいます。

その選択によって、
私たちの創造が始まるのです。

つまり、
認識を創り出し、経験を創るのです。

現実をどう見る(観察する)かは、
視点によって違ってきます。

したがって、
客観的な観察ということはできない、
と神は言います。

「客観的な観察は不可能だ。
観察されたもので、
観察者に影響されないものはない。」
(p.120)

これは量子物理学で言われていることですね。

神はこの話を、
私たちが自分の真実に戻れるよう
導くためだと言います。

究極的には、私たちが行きたがっていた
「神とともにあるわが家」です。

「どうやってそこに到達するかを
思い出さないかぎり、
あなたは自分の真実を
再発見することはできないし、
自分の真実を思い出すこともできず、
自分の真実に住まうこともできない。
ここでは、
どうやってそこに到達するかを話している。」
(p.121)

すべてはひとつであるということ。

その認識に到達することができれば、
私たちは死を恐れることがなくなります。

この本は、そこへ導くものなのです。

そこで神は、
次の思い出すことを示します。

「・思い出すこと--その七
 死は存在しない。」
(p.123)

「人は死ぬ」と思っている私たちには、
「死」が存在します。

しかしそれは、
これまでの私たちの視点によって
創られた認識なのです。

「あなたの視点が--
つまり、どのような見方をするかが--
この生涯でも、その後でも、
あなたの現実を創り出す。」
(p.124)

私たちの現実と究極の現実は別のものです。

究極の現実に「死」はありませんが、
私たちは「死」を経験できます。

そこで、次の思い出すことが示されます。

「・思い出すこと--その八
 あなたは
「究極の現実」を変えることはできないが、
それをどう経験するかは変えられる。」
(p.124)

本当は存在しない「死」でさえ、
存在するかのように経験できる。

私たちの事実は、
私たちが選んだ視点によって
創られるからです。

そこで重要になるのは、
私たちの現実を究極の現実だと
誤認しないことです。

私たちの現実とは、
選ぶ視点によって変わるのですから。

「個人的には経験しなかったことに対しても、
いつも心をひらいていなさい、
ということだよ。」
(p.125)

自分の経験したものだけが
真実ではありません。

だから、
心を開いておくことが重要なのです。

そうすれば、
私たちが経験したいという現実を
創造することが可能なのです。

「「究極の現実」は変えられないが、
それをどう経験するかは
好きなように変えられる。」
(p.127)

これが、
自分の人生を創造するということです。

しかも、簡単にできると神は言います。

またこのことは、
死の瞬間の経験についても言える
と神は言います。

「だが、死の瞬間、あなたは
自分が信じていたことを体験する--
それが真実だ。
あなたの信念の基礎とはあなたの認識で、
あなたの認識の基礎はあなたの視点にある。」
(p.130)

生前の信念が、
死の瞬間の経験を創り出します。

しかしそればかりか、
死後の信念もその後の経験を創る
と神は言います。

そもそも
「死」というものが存在しないのなら、
私たちはいつでも創造しているのです。

そしてその創造の元は信念(思考)です。

私たちが選んだ視点に基づく認識です。

したがって、
死後にも視点を変えれば、
その後の経験が変わります。

私たちはいつでも、
新しい見方を選択できるのです。

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