永遠に続く生命のサイクル

永遠に続く生命のサイクル

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神へ帰る」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第20章の2回目です。

前回は、リンゴとオレンジのたとえで、
「あちら側」に達した後に、
また戻ってくるという話でした。

新たな課題を抱えて、
再び経験するためにこの世に戻るのです。

今回は、その続きになります。

「あなたは「死」と呼ぶもののあと、
アイデンティティを再確立するために
「自分の存在の核心」に入る。
霊的(スピリチュアル)な領域を通過し、
そのプロセスを通じて
自分が誰で何であるかを、その十全性を
「再度、知る」。
それから
あなたがたが「誕生」と呼ぶものの前に、
ほんとうの自分について
つぎにいだく最も偉大なヴィジョンの
最も壮大なヴァージョンとして
アイデンティティを新たに再創造するため、
「自分の存在の核心」に戻る。
つまり、自分の存在の表現を
つぎのレベルに引き上げるのだよ。
これが進化だ。」
(p.194)

この世で経験して知ったことを加えて、
「自分」というものを
より深く知っていきます。

それが、死後に起こるのです。

その深く知った中から、
より進化した存在としての自分を
経験するために、
また誕生することになるのです。

この世に生まれると、
あの世で知った自分の
十全性は忘れてしまいます。

それは、この世で経験しようとした部分を
しっかりと経験するためです。

こうして、
私たちは何度も何度も生まれ変わり、
より進化した自分を経験するのです。

「生命/人生のサイクルは永遠に続く。
なぜならそれは、「すべてであるもの」が
「自らの経験」によって
「自らを知ろう」とする欲求だから。」
(p.196)

無限である「存在のすべて(=神)」が
そのすべてを
経験的に知ろうとしているのです。

ですから、
このプロセスは永遠に続くのですね。

そこで、次の思い出すことを示します。

「・思い出すこと--その九
 「すべてであるもの」が
「自らの経験」によって
「自らを知ろう」とする欲求。
 それがすべての生命/人生の因(もと)だ。」
(p.196)

神は、これまでに説明したことを
次のようにまとめます。

「魂は
霊的(スピリチュアル)な世界を通って
「完全な知」に到達し、
物理的な世界を通って
「完全な体験」に到達する。
どちらの道も使われるから、
二つの世界がある。
「核心」でこの二つが結び合わさり、
あなたは「完全な感情」を創造し、
それによって「絶対的な気づき」を生む
完璧な環境ができる。」
(p.196)

「絶対的な気づき」とは、
本当の自分を完全に知って、体験し、
感じることを指します。

その本当の自分というのは、
1度の生涯では気づけないのです。

つまりいくつもの段階(生涯)を経て、
そこへ近づいていくのです。

ある段階まで達した魂は、
それでもまたこの世に戻ってきます。

充分に知ったことを、
物質的な世界で経験したいと思うからです。

その際、元の身体に戻る魂もあれば、
新たな身体として戻ることもあり、
それはその魂の自由な選択だと神は言います。

「どちらにしても、、今度はあなたは
「真の自分を充分に知って」いるだろう。
「絶対的な気づき」を生きるだろう。
気づきが絶対的だから、
「知ること」も「経験すること」も完全で、
ほかのひとたちも
「真のあなた」を知って経験し、
あなたを
「ラビ」「マスター」「師」と呼ぶだろう。」
(p.198)

イエスが
「絶対的な気づき」に達していたかどうかは
わかりませんが、
あるレベル以上であることは確かでしょう。

「あなたが「知って」「経験する」ことは
あなたの最大の喜びで、あなたはそれを
すべてのひとと分かち合いたいと願うだろう。
ほかのひとたちに
真の自分を示すことができるなら、
物理的な生命/人生を捨てることなど
なんてもない、と思うだろう。」
(p.196)

ですから、
その知と経験を分かち合うために
身体を捨てることができたのです。

「あなたは他人に生命/人生を
奪われるように見えるかもしれないが、
自分では何が起っているかを
正確に知っているはずだ。
誰も自分の意志に反して「死ぬ」ことはなく、
自分が選んだのではないときややり方で
死ぬこともないとあなたは知っている。
だからあなたは
自分の「死」を創造の瞬間として活用し、
多くのひとたちに「さらに大きな現実」への
入り口を開くだろう。」
(p.198 - 199)

これがイエスが行ったことなのですね。

そして数多くのマスターたちが、
自分の生命を犠牲にすることで
私たちに気づきを与えてきました。

中には、マスターだと気づかれない人も
多数いたのではないかと思います。

誰かを助けるために
自ら危険の中に飛び込んでいった人々は、
そういう存在ではなかったかと思うのです。

その人たちは、
「絶対的な気づき」に達していないため、
何が起っているかを正確に知っていた
とは言えないかもしれません。

けれども、
自分の生命を投げ出すことによって、
より大きな自分を経験したでしょうし、
また私たちに、
大きな気づきを与えてくれたのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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