愛の物差し

愛の物差し

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第1章の2回目になります。

前回、
罪悪感を持つことを否定した神ですが、
不安についても同様だと言います。

「不安や恐れと、
警戒を怠らないことはべつのものだ。
警戒しなさい。意識的でありなさい。
だが、恐れてはいけない。
恐れるとすくんで動けなくなる。
意識していれば動き出す。」
(p.20)

不安や恐れは、
すくんでしまって動けなくするものです。

それでは進むことができません。

しっかりと意識して注意を払い、
果敢に動くことが重要なのです。

しかしこれまで、
神を畏れることを教えてきたのが宗教です。

だから神の言いなりになろうとして、
自分を捨ててしまったのです。

だから神はこう言います。

「わたしを恐れなくなったときはじめて、
あなたはわたしと
意味のある関係を築くことができる。」
(p.20)

この点、日本人は有利ですね。

そもそも、
神を畏れるという思想がありません。

まあ多少はあるものの、
多くの人は神を恐れはしないでしょう。

キリスト教徒、イスラム教徒、
ユダヤ教徒という一神教は大変です。

唯一絶対の神を敵に回せば、
どうなるかわかりませんからね。

ここでニール氏は、
この3冊目の執筆が遅れていることを
神に訴えます。

神が現れてくれないから、
執筆が進まないのだと。

しかし神は、
現れなかったのは神ではなく
ニール氏だと言います。

どういうことでしょう?

神は、次のように説明します。

「わたしはつねにあなたとともにいる。
時の終わりまで。
しかし、決してわたしの意志を
あなたに押しつけはしない。」
(p.24)

これは、前にも書かれていた通りです。

神と私たちは、分離不可分な存在です。

そして、神は私たちを自由にさせます。

ああしろ、こうしろとは言わないのです。

「これは、愛の最も確かな物差しだ。
あなたのために、
あなたの望みどおりになるようにと願う。
そのとき、わたしは真にあなたを愛している。
あなたのために、
わたしの望みどおりになるようにと願うなら、
わたしはあなたを通して
自分を愛していることになる。」
(p.24)

このように神は、
「愛の物差し」を示して見せます。

つまりこうです。

「早く勉強しなさい!
あなたのためを思って言っているのよ!」

こう言って怒る親は、
子どもを愛していないのです。

愛しているのは子どもではなく、
子どもを通じて自分を愛しているのです。

「ゲーム、楽しそうね。
あなたが楽しそうにしていると、
私も楽しくなるわ。」

ゲームをやめない子どもにそう言えるなら、
それは愛だということです。

いかがでしょう?

多くの方がイメージする愛と、
少し違う気がしませんか?

しかし、これが愛なのです。

「この物差しを使えば、
誰があなたを愛しているか、そして
あなたが誰かをほんとうに愛しているか、
わかるはずだ。
愛は自らのためには何も望まない。
ただ、愛する者の望みが
実現するよう願うだけだ。」
(p.24)

愛は何も望みません。

愛は無条件ですから。

ただ愛するだけです。

ですから相手を自由にさせます。

相手が自由であることを望み、
相手の自由を喜ぶのです。

これまで、
縛るのが愛だと多くの人が思っていました。

たとえば、こんな歌謡曲がありましたね。

「あなた好みの、あなた好みの
女になりたい」

相手から好かれ、必要とされ、
常に意識されるのが愛だと。

そうされないと、
愛されていないのではないかと不安になる。

でも、そうやって縛られていると、
だんだん窮屈になるものです。

だって自由がありませんから。

その結果、
やっと愛ではないと気づく人もいます。

マザー・テレサさんは、
愛の反対は無関心だと言いました。

しかし、
関心を持つから愛ではありません。

関心を持っても、
それが依存(執着)になっているなら
愛ではないのです。

したがって愛とは、
関心を持ちつつ自由にさせることです。

たとえば、
週末に出会った2人が、
それぞれにスマホを操作しているのは
愛ではありませんよね。

そうではなく、
会っていない間にどんなことがあったかと
関心を寄せるのが愛です。

しかしそこで、
たとえば男性がキャバクラへ行ったと
話をしたとしましょうか。

その時、
「なんで1人でそういう所へ行くの!?」
と怒るのは愛ではありません。

相手の自由を喜んでいないし、
相手を縛ろうとしているからです。

神が示した物差しに従えば、
上記の例のようになります。

いかがでしょうか?

うーん、頭では理解できても
納得できないなぁ。

そんな感じかもしれませんね。

でも、最初はそれでいいと思います。

徐々に納得できるようになりますから。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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