ニルヴァーナを経験する

ニルヴァーナを経験する

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第5章の2回目になります。

前回の最後に、
あの世で行う3つの道が語られていました。

「現在の人生と同じように、「あの世」でも、
三つのいずれかをすることになる。
コントロールのきかない考えに
創造をゆだねるか、
選択的、意識的に経験を創造するか、
「存在のすべて」の集合的意識を経験するか
の三つだ。
この最後の経験が、
「再統合」あるいは「ひとつへの回帰」だ。」
(p.126)

今回はこの続きで、
3つ目の道について神が語ります。

「第三の道をとって、
集合的意識の創造に身をゆだねれば、
たちまち全的な受容、全的な平和、
全的な認識、全的な愛に包まれる。
それが集合的意識だから。
そのとき、あなたは
「ひとつであるもの」と一体になり、
べつのものを存在させたいと考えるまでは、
あなた自身と
「これまで存在したすべて」のほかは
何も存在しなくなる。
これが、ニルヴァーナ(涅槃)、
「ひとつであるものと一体になる」経験だ。
瞑想のさいにほんのつかの間、
この信じられないほどの恍惚感を
経験するひとは多い。」
(p.127)

分離という状態から一体という状態に入ると、
完全な愛を感じるのですね。

私もかつて、
ただ安心していられる喜びを
ふと感じて涙を流したことがありました。

それがこの恍惚感なのかもしれません。

「この一体感を
無限という時のない時間を経験したあと、
あなたはこの経験をやめる。
なぜなら、
「ひとつであるもの」以外の
何かが存在しなければ、
「ひとつであるもの」を「ひとつ」として
経験できないからだ。
これを理解したとき、あなたはふたたび分離、
分裂という考えを創造する。」
(p.127)

こうして、大きな車輪を何度も何度も
回ることになるのです。

「そして、宇宙の車輪のどこにいても、
「ひとつであるもの」へ戻る
道具(ツール)をもっていることを
知るだろう。
これを読んでいるいまでも、それができる。」
(p.128)

つまり、
この車輪は自動で回っているのではなく、
私たちが自分の意思で選択することによって、
その位置が決まるのです。

だから、それを選択しさえすれば、
そのようになると言っています。

死後ではなく、幽体離脱によっても、
あの世を体験した話があります。

神は、幽体離脱について説明します。

「あなたがたのエッセンスが
物質的な身体から離れているんだよ。
ふつうに夢を見ているときでも
瞑想中でも起こるし、
身体が深い眠りにおちいっているときには、
最高のかたちで実現することが多い。」
(p.128 – 129)

身体から魂が離れて、
自由に動き回っているとも言えます。

それは私たちの意識からすると、
意図していないのに起こったと感じますが、
魂が無意識に動くことはない
と神は言います。

つまり、幽体離脱も夢も、
魂が自分の意思で身体を離れ、
自由に行動していると言えるのです。

魂が自分の意思で動くのだとすれば、
啓示のように「与えられるもの」は
どう考えれば良いのでしょう?

これについて神は、次のように説明します。

「あなたと別個に存在するものは何もないし、
すべては文字どおり、
あなたの想像の産物、つくりごとだ。
あなたは
質問の答えがわからないと想像している。
だから、わからない。
だが、わかると想像したとたんに、
わかるのだ。」
(p.129)

考えてみれば、これも当然ですね。

私たちは神そのものなのですから。

自分で「わからない(忘却)」を選択し、
その経験を創造しています。

そしてそのうち、
「知っている」を選択し、
答えが与えられた(啓示)を経験する。

それだけのことなのです。

こうして私たちは新たな経験をして、
自分自身を拡大させていきます。

それがプロセスなのですね。

しかし、そういう特異体験をしても、
しばらく時間が経つとそれを忘れ、
また元に戻ってしまいます。

それを忘れないために、
何か方法があるのでしょうか?

「あるよ。
あらゆる瞬間に知識を行動に表すことだ。
自分の知っていることに従って行動し、
幻想の世界が見せるものに
惑わされないことだ。」
(p.130)

忘れずに思い出し続けるには、
つねにその知識を
行動として表現することだと言います。

それがマスターたちがしてきたことだ
と神は言います。

さらに、もう1つ別の方法があると言います。

「ひとに思い出させることだ。
自分に望むことを、ひとにしてやることだ。」
(p.130)

これも何度も語られていることですね。

自分がしてほしいことを
他の人にしてあげる。

これは黄金律と呼ばれるものです。

昔から、世界中で語られてきました。

真実は隠されたりしないのです。

「そう、いまあなたがしていることだ。
それも、長く続ければ続けるほど、
必要性は小さくなる。
このメッセージを
おおぜいのひとに与えれば与えるほど、
「自己」に与える必要性は小さくなる。」
(p.131)

ニール氏がこの本で伝えようとしていること、
そして私がこのメルマガでしていること、
それがまさに
「ひとに思い出させること」なのです。

そして、それをすればするほど、
自分が思い出し続けようとする必要性が
小さくなると言います。

他人に与えることは、
自分に与えることになるからです。

なぜなら、
この世に「他人」というものは存在せず、
すべては「ひとつ」であり、
私しか存在していないからです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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