インスピレーションをもらう

インスピレーションをもらう

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第18章の3回目になります。

ここまで、
私たちが地球を破壊していることを示されて、
気が滅入ってきたとニール氏は言います。

事実を事実と受け入れることは、
そう簡単なことではないのです。

そこで、神はこう言います。

「では、
インスピレーションを受けたい気分は?
わくわくする気分ならどうかな?
なぜなら、他の文明について--
進んだ文明について--
学び、探求していくことは、
インスピレーションのもとだし、
わくわくすることだよ!」
(p.355)

私たちは、いずれ目覚めゆく存在です。

いずれ進化した種となる存在です。

それを心配する必要はありません。

ですから、
インスピレーションを受けることで、
ワクワクすればいいのです。

「あなたが部屋にいるのは、
部屋を癒すためだ。
この場所にいるのは、
この場所を癒すためだ。
ほかに、ここにいる理由は何もない。
あきらめてはいけない! あきらめるな!
最も偉大な冒険は
始まったばかりではないか!」
(p.355)

私たちの冒険は、
まだ始まったばかりです。

まだ可能性に満ちています。

ですからあきらめるなと、神は励まします。

「HEBはひとつにまとまって暮らし、
お互いの関係性を深く意識している。
そうした行動は、
彼らの「支えとなる思考」、
つまり
社会の指針となる基本的原則とでも
呼ぶべきものから生まれている。」
(p.356)

HEBというのは、
高度に進化した存在の略でしたね。

そのHEBの社会の指針となる基本的原則を、
神は以下のように説明します。

「彼らの原則の第一は、
わたしたちはすべて一体だ、ということだ。
すべての決定、すべての選択、
あなたがたのいう
「モラル」や「倫理」はすべて、
この原則をもとにしている。
第二の原則は、
一体のなかではすべてが関連している、
ということだ。
この原則のもとでは、誰も、
「自分が最初に手に入れた」から、
それが「自分の所有」だから、
あるいは「数が充分でない」から、
ひとり占めしようとはしないし、
そんなことはできない。」
(p.356)

本来はすべて一体であり、
バラバラに見える個々は互いに関連している
ということですね。

したがって、所有権を主張して、
全体のバランスを損なうことはないのです。

では、そもそも所有権というような概念が
HEBにはないのでしょうか?

「HEBは「個人的な所有」を、
自分が世話をするすべてに対する
個人的な責任というかたちで経験する。
あなたがたの言葉でいえば、
「貴重な収蔵品」が
いちばん近いかもしれない。」
(p.357)

「HEBは所有せず、世話をする。
つまり、ゆだねられたものを大切にし、
愛し、めんどうを見るのであって、
所有するのではない。」
(p.357)

私たちが「自分のもの(所有)」と言う時、
そこには「好き勝手にできる」という
概念が伴います。

たとえば食べ物を買っても、
食べずに捨てることもできる。

それを役立てないということに、
あまり罪悪感を感じません。

自分のものですから、
自分の好きなようにしていいだろう
と考えてしまうのです。

一方のHEBは、
所有するのではなく管理する
と考えます。

適切な管理者であろうと考え、
その責任をまっとうしたいと思います。

だから、
そのモノをもっともよく生かすために、
どうすれば良いかと考える。

もし自分が使わないのであれば、
それを必要とする人にあげようと思うのです。

こういうHEBの考え方は、
私たちの中にもあります。

必ずしも所有物として好き勝手にする
という考え方だけではありません。

「さて、進化してきたあなたがたは、
じつは何も所有できないのだと、
だんだんわかってきた。
まして、
配偶者や子供を所有できるはずがない。」
(p.357)

昔は、子どもは天からの授かりものだ
というようなことを言いました。

自分の所有物ではなく預かったもの、
つまり管理しているだけのもの
という考え方です。

そういう考え方をつねに意識すれば、
私たちも徐々に変わっていくのだろう
と思います。

「そして、世界の生態系は一夜にして
劇的に改善されるだろうね。
いいかね、高度に進化した文化では、
いわゆる「企業」が利益のために
土地から収奪することは決して許されない。」
(p.358)

徐々にではなく、
一夜にして劇的に変わる可能性が
十分にあると神は言います。

もちろんそれは、私たちが考え方を改め、
企業も資産を放棄して
管理者として生きることを
選択する必要がありますが。

私たちとHEBとの違いは、
所有という概念をまだ持っているのか、
それとも完全に持っていないのか、
ということかと思います。

私たちはまだ、
常に良き管理者であろうとする考え方を
持てていないように思います。

たとえば、
五稜郭に立てこもった榎本武揚が、
最後の決戦の前日に、
これからの日本に必要なものだからと
所有する洋書を官軍に引き渡した
という事例がありました。

戦いの中で焼失してしまうことが、
日本の損失になると考えたからです。

一方で松永弾正は、土蜘蛛という茶器を、
織田信長にくれてやるのが癪に障るから、
責められて死ぬ直前に破壊しました。

その茶器を自分の所有物と考えたから、
自分の悔しさのためなら
破壊してもかまわないと思ったのでしょう。

このように、
私たちは時に良き管理者であろうとします。

そして多くの場合は、
所有者であることを当然だと考えます。

これを意識的に
良き管理者であろうとしていくなら、
私たちも変わっていくと思うのです。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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