私たちが知るべき2つの真実

こんにちは！
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との友情・上下」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第19章の5回目です。

前回は、3つの核心の3番目の話でした。

3つの核心とは、
「目覚めていること」「正直であること」
「責任を負うこと」
のことです。

そして、私たちの社会のすべてが、
この3つの核心を反映したものになる
ということでした。

今回は、その続き
になります。

核心の3番目の「責任」について、
神は次のような説明を加えます。

「あなたがたは、他者の経験への
責任を回避することは不可能だ、
なぜなら「他者」など存在しないからである、
ということにやっと気づくだろう。
あるのはあなたがただけ、
多様なかたちで表現されている
あなたがただけだからだ。」
（下 p.202）

変化の中において、
私たちは「一体である」ことに
心から気づくのです。

そのことによって、
他者の経験への責任を
自主的に取ろうとするでしょう。

そしてそのことによって、
ますます「一体である」ことに
気づくようになるのです。

そうやって私たちの理解が進むと、
次のようになると神は言います。

「それがわかれば、すべてが変わる。
変化は劇的で、徹底的で、完全だから、
いま経験しているような世界を、
ようやく終わった悪夢だと感じるだろう。
そして、あなたがたは真に目覚めるだろう。」
（下 p.202）

今の社会を「悪夢」だと感じるほど、
私たちは変化するのです。

そして、真に目覚めるのだと。

このことが、今、起こりつつあるのです。

しかし、この始まった変化によって、
混乱が生じると神は言います。

「だから、混沌が生じるだろう。
だいたいは変化を望まないひとたちによって、
「自分たちのほうがすぐれている」
という考え方を捨てられず、
「一体である」という新しい福音を
受け入れられないひとたちによって
引き起こされる混沌だ。」
（下 p.203）

何事も揺り戻しがあるのです。

変化は一直線には進まないのですね。

変化することは、不安を引き起こします。

これまで自分が守ってきた存在基盤が
崩れ去るような気がするからです。

しかし神は、
心配するようなことにはならないと言います。

「変化は民族や国家、
文化の相違の消滅を意味しない。
伝統を軽視したり、文化遺産を捨てたり、
家族や部族、コミュニティを
解体したりしない。
それどころか、そのような絆は強められる。
他者を犠牲にせずに、
そうした経験ができることに気づくからだ。
変化によってちがいがなくなるのではなく、
あなたがたを分断しているものが
なくなるだけだ。
ちがいと分断は同じことではない。」
（下 p.203）

それぞれのアイデンティティ、存在基盤など、
違いは残ります。

ただ、
その違いによる分断がなくなるだけだ
と神は言います。

「同じく、黒人と白人にも、男性と女性、
キリスト教徒とイスラム教徒にも分断はない。
同じことのちがうヴァージョンがあるだけだ。
このことがわかれば、
あなたも変化するだろう。
あなたも
新しい社会の一員（メンバー）になり、
分断ではなく多様性を尊重するだろう。」
（下 p.204）

多様であることは、分断ではありません。

単に違いがあるだけです。

私たちはその違いを通じて、
自分自身を体験的に知るために
この世にいるのです。

分断のない多様性は、
私たちの人生の目的を推進します。

一体であることは、
個々の死を意味しないと神は言います。

「だが、「ひとつであること」は、
全体の個別的な表現としての
あなたの生存をおわらせはしない。
むしろ、それを可能にする。
いま、あなたがたは自己愛と自分の信念、
他者への憎悪のために殺しあっている。
個人として、人種として、
宗教あるいは国家として生き延びるためには
他者を生かしておいてはならない
と考えている。
これが
適者生存と呼ばれるあなたがたの神話だ。
「一体である」という新しい福音を生きれば、
生存競争はなくなり、
闘わずに生きることが保証される。」
（下 p.204）

生き延びるために競争することは
不要なのです。

「自分は必ず生き延びると気づいたとき、
生存競争をやめられる。
「他者」などいないと気づいたとき、
殺しあいをやめるだろう。
生命は永遠であり、あるのは
「ただひとつのわたしたち」だけだ。」
（下 p.204 – 205）

生命は永遠です。

ですから私たちは、永遠に生きます。

生き延びることを心配しなくていいのです。

そして、私たちは一体です。

たった1つの生命が存在するだけです。

この2つに本当に気づいたら、
私たちが生きる目的が大きく変わります。

生き延びるために闘うことが、
人生の目的ではなくなるのです。

「それが理解できたとき、人生を変えて、
真の自分についていだく
最も偉大なヴィジョンの、
最も壮大なヴァージョンの
栄光ある表現にするだろう。」
（下 p.205）

人生の目的が、
本当の自分を表現することに変わるのです。

それを意図的に行うようになるのです。

神は、
ここで語った重要な2つの真実について、
最後に次のようにまとめます。

「生命は永遠であり、あるのは
「ただひとつのわたしたち」だけだ。
この二つの真実がすべてを要約し、
すべてを変える。
生命は永遠であり、在るのは
「ただひとつのわたしたち」だけだ。
あなたが知る必要があるのは、
この二つの真実だけだ。」
（下 p.205）

私たちが知るべきことは、
このたった2つのことだけです。

生命は永遠である。

存在するのは「ただひとつのわたしたち」。

「神との対話」シリーズのメッセージは、
この2つに尽きるのです。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤　（あかき・あつし）

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「傷ついた心を癒して幸せになる！
～「幸せの公式」メソッドで幸せ体質に変革する方法」
http://4awasejsn.seesaa.net/

◇メールアドレス
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