HEBは暴力を完全に否定する

HEBは暴力を完全に否定する

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話 完結編」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。

今回は第11章の1回目です。

前回、
HEBは私たちを助ける目的のために、
身体を持つのだという話がありました。

では、HEBはどういう考えを、
私たちに示そうとしているのでしょうか?

そこでまず、神は次のように言います。

「何が生命/人生をすばらしくて
喜びあふれる見事なものにするのか
という問いそのものが、
「ローカルな習慣」の話ではなく、
生命の基本的なエネルギーにかかわる
普遍的(universal)な真実の問題なのだ。
 宇宙のエネルギー、あるいはエッセンスは、
ただひとつしかない。
それはあなたがた人間の言葉で
「愛」と呼ばれてきたものだ。」
(p.90)

つまり、愛に生きるにはどうするのか、
という問いに対する答えが、
HEBが示したいものなのです。

「高度に進化した存在が
人類の前に提示しようとしている考えは、
単純に、
あなたがた人類にとってもっと役に立つ、
そしてそれぞれが個人的な進化を
もっと速める機会を提供するようなやり方で
生きて愛するにはどうすればいいか、
という思考なのだよ。」
(p.90 – 91)

HEBは、
自分たちの考え方が「正しい」などと
押し付けることはしません。

そうではなく、
自分たちの考えを示した上で、
私たちに選択肢を与えてくれるのです。

そこで、HEBの考え方を神は示します。

「最も衝撃的で有意義な違いとは、
高度に進化した存在にはまったく、
そして完全に、絶対的に、全面的に、
どんな種類の暴力もない、ということだ。
彼らは肉体的な暴力をふるわないし、
言葉の暴力もないし、
暴力的な考えすら一瞬たりとも抱かない。」
(p.91)

「暴力」は「自衛」でも「娯楽」でもない。

それがHEBの考え方です。

彼らには何の必要性もなく、不足もなく、
他者を従わせる必要がないからです。

「どんな環境あるいは状況の
どんな瞬間においても、善良で、親切で、
思いやりがあって、情け深く、
利己的にならず、
無条件の愛を与えたり受けたりしても、
失うものはいっさい何もない、
と知って生きているからだよ。
彼らはどんな理由、どんなやり方でも
生命を失うことはあり得ないと、
また自分たちにとって価値ある何かを
失うこともあり得ないと、知っている。
なぜなら、彼らにとっては生命そのもの、
存在そのもの以外に--
その存在が、彼らが望む唯一の経験の機会を
提供してくれることを彼らは理解している--
価値あるものは何もないから。」
(p.92)

彼らの悟りのレベルに達すれば、
暴力によって他人を従わせようとしたり、
何かを得ようとすることは
あまりにバカげたことなのですね。

生命を失う怖れ(不安)がないばかりか、
必要なものを失ったり得られなかったりする
という心配もない。

それがHEBなのです。

「すでに、
あなたがたの星の<マスター>たちに
言われているではないか。
満たさなければならないと感じる欲望こそが、
すべての苦しみの原因だと。
そして、
苦しみがすべての暴力の原因なのだよ。
苦しみをなくせば暴力も消えて、
消失し、解体し、なくなる。」
(p.93)

苦しみを完全に捨て去れば、
もはや暴力は不要になります。

そのためには、欲望を捨て去ることです。

HEBは、
欲望を捨て去った存在とも言えます。

少なくとも、欲望に執着してはいません。

「欲望という機能障害から逃れられる。
欲望に支配される破滅から逃れられる。
自分の生命は
決して終わらないことを知っているときには、
経験したいと思うどんなことでも、
それを創造するために--
一度経験し、もう一度経験したい
と思うことを再創造するためにも--
永遠の時間があることがわかる。」
(p.94)

欲望に執着しないのは、
それを達成する機会は永遠にある
とわかっているからなのですね。

「宇宙にはこんな言葉があるんだよ。
永遠の生命は永遠の平和をもたらす。
 いっぽう、
経験したいことを経験するのに
限られた時間しかないと想像すると、
それを達成するために平和を投げ出すだろう。
また達成できたら、それにしがみつくだろう。」
(p.94)

執着心は、
「有限だ」という思いから起こります。

「不足」という概念も、
それが「有限」だからです。

HEBは、生命が永遠であることに、
完全に腑に落ちているとも言えますね。

「それは永遠の現実なのだよ。
すべての知覚ある存在にとって、
生命は永遠の経験だ。
だが、物質的な身体として自らを考え、
表現していながら、
その永続性を現実と感じ、経験している
知覚ある存在はとても少ないね。」
(p.94)

「せいぜい永遠の生命を、
概念、理論、教義、信念として
とらえているだけだ。
「そうかもしれない」とは思っているが、
しかし確信していない。」
(p.94)

これはある意味で、致し方ないことです。

だってそのために、
身体を持っているのですから。

ただ、
ここがHEBと私たちとの大きな違いなのです。

永遠の生命をただ知っているだけでなく、
確信にまで高める必要があるのです。

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