進化した存在とは(18禁)

進化した存在とは(18禁)

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との対話3」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第8章の5回目になります。

前回までで、我々の社会は遅れていて、
身体的な楽しみを優先するレベルだ
という指摘が神からありました。

その時、遅れていると指摘されると
何だかムッとするという話になり、
その理由は、
ありのままの自分を認めていないからだ
という指摘もありました。

ありのままの自分を認めないことで、
さらに進化が遅れるという話でしたね。

「あなたの瞳は青いと言ったら、
むっとするかな?
社会が高度になればなるほど、
喜びも高度になる。
あなたが何を「喜び」と考えるかで、
進化のレベルがわかる。」
(p.187)

このように、
何を喜びとしているかは、
決して悪いことではありません。

それが単に、
成長度合いのバロメーターになるだけです。

そこで、では「進化した」というのは
どういう状態なのか?
という話題になります。

「あなたという存在は、
ミクロの宇宙(コスモス)のなかの
万有(ユニバース)だ。
あなたとあなたの物質的な身体は、
七つの中心に凝集している生のエネルギーで
できている。」
(p.187)

まず、神はこのように、
チャクラについての話を始めます。

「低いチャクラを楽しませ、刺激するものと、
高いチャクラにとっての喜びとはべつだ。
物質的な存在のなかで、生命エネルギーを
高く引きあげれば引きあげるほど、
意識も高度になる。」
(p.188)

このようにチャクラを使って、
低次元と高次元の喜び、つまり、
進化成長の度合いを説明します。

つまり、第一のチャクラは性器であり、
性行為を意味します。

一方、第七のチャクラは頭頂にあり、
高度に精神的なものを意味します。

このことからすると、
性行為をするのは低レベルであり、
独身主義が高次だ
というようにも聞こえますね。

そのことをニール氏が指摘すると、
神は世の中は矛盾しているのだと答えます。

「矛盾がないことが、
真実の必要条件ではない。
ときには、
矛盾のなかにより大きな真実がある。
それがつまり、神聖なる二分法だ。」
(p.188)

前にも、この「神聖なる二分法」の話は
出てきましたね。

ニール氏は、ここで再び
「神聖なる二分法」の説明を求めます。

「「高度に進化」したからって、
必ずしも性的な表現がすべて沈黙させられ、
すべての性的なエネルギーが
引きあげられるわけではない。」
(p.189)

考えてみれば当たり前のことですね。

性行為を否定したら、
子孫を残せませんから。

「誰もがそれをするようになったら、
どうなるか?
これは、とても簡単な、
非常に正確な物差しだ。」
(p.189)

みんなが性行為をしなくなったら、
どうなるか?

当然、子孫が生まれなくなり、
人類は消滅するでしょうね。

ですから、この単純な質問をすることで、
それが真実かどうかがわかる
と神は言います。

「そう考えれば、真の<マスター>は、
独身主義が
<マスター>への道だとは言わない、
ということもわかるだろう。
性的禁欲が「高度な道」で、
性的表現は「低次の欲求」だという考えが、
性的な経験をはずかしめ、
性にまつわる罪悪感や
機能不全の原因になっている。」
(p.190)

多くの宗教が、独身主義を掲げています。

カトリックもそうですし、
仏教も本来はそうでした。

それに対して異を唱えたのが
プロテスタントであり、
堂々と妻帯を始めた親鸞聖人でした。

その浄土真宗以降、日本の多くの仏教は、
妻帯を認めるようになっていきます。

しかし、タイの上座部仏教では、
やはり妻帯を禁止しているばかりでなく、
女人に触れることすら禁じています。

このように、宗教の歴史は、
妻帯を忌み嫌うものでした。

その伝統があるがために、
妻帯すること、つまり女性と交わることは、
低次元のこととされたのです。

ここで出てくるのが、
性行為は子孫を残すためだけにすべきだ
という考え方です。

プロテスタントでは、
そういう教えをいまだにしていますね。

驚いたことに、
話題になったので読んでみたロシアの
アナスタシアも同様のことを言っています。

詳しくは、ブログの記事をご覧ください。

「アナスタシア」
http://4awasejsn.seesaa.net/article/453321332.html

しかし、「神との対話」では、
これまでにも話がありましたが、
そういうことを否定します。

「ひとは生殖に対する責任を果たすために
セックスをするのではない。
それが自然なことだからするのだ。
遺伝子に組みこまれているからする。
生物学的な指令に従っているのだ。」
(p.190)

ところが、
種の保存のために組み込まれた性欲を
抑えることが畜生との違いであり、
人間が高度な理由なのだ
という考え方もあります。

これに対して神は、
遺伝子のシグナルを誤解しているとして、
次のように説明します。

「生物学的な司令は、
種の存続を保証せよということではなくて、
あなたという存在の真の性質である
「ひとつであるもの」を経験せよ、
ということだ。
「一体」が成就された結果、
新しい生命が創られるのであって、
それが「一体化」を求める理由ではない。」
(p.190)

重要なのは「一体化」の経験であり、
種の保存ではありません。

ですから動物は、
種の保存のために性行為をするのではなく、
ただ本能のままにするのです。

もしこれが、
種の保存のためであるとするなら、
どうしてそのようになっていないかを
考えてみるべきでしょう。

種の保存をしなければならないという
本能があるべきなのです。

しかし、
そんな考えが湧いてくるのではなく、
ただ「一体化」したいと思ってそうすると、
結果として種の保存ができる。

そういう仕組みになってます。

ですから、種の保存が不可能であっても、
性欲は消えてなくなりません。

もし、性欲というのが種の保存なら、
閉経すれば欲求が消えるはずです。

「だが、それでは
魂の最も基本的な衝動が満たされない。
基本的な衝動は生殖よりももっと大きなもの、
ほんとうの自分を再創造することに
関係しているからだ。」
(p.190 – 191)

性欲は、本質的には生殖よりも重要な、
「一体化」を体験するためにある。

それが「神との対話」が
示している答えなのです。

「生物学的な指令は、
もっと生命を生み出せということではなく、
もっと生命を経験せよということだ。
そして、生命の真のありかた、
つまり「ひとつであるもの」として
経験せよということだ。」
(p.191)

ですから、
低次の欲求を否定する必要はありません。

進化成長した後でも、
「一体化」を求める基本的な欲求は
そのまま残るのです。

そのことがわかってくると、
性欲がどういうものか、
わかってくると思います。

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幸せ実践塾・塾長

赤木篤 (あかき・あつし)


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