自由が私たちの本質

自由が私たちの本質

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。

「神との友情・上下」の一部を引用しながら
内容を解説するシリーズ。

今回は第8章の8回目です。

この章では、神と友情を結ぶための
「七つのステップ」の3番目、
「神を愛すること」について書いています。

前回は、
愛の消火剤としての
「必要性」「期待」「嫉妬」の中の
「嫉妬」についての話でした。

浮気そのものが「悪い」のではなく、
ただ真実に生きないことは
私たちの目的に照らして機能しないのだと。

今回は、その続きになります。

では、浮気をすることそのものは
まったく問題ないのでしょうか?

神はこう言います。

「何がかまうかかまわないかは、
あなたが決めることだと言っているのだよ。」
(上 p.215)

「高度に進化した関係では、
何についても嘘は役に立たない。」
(上 p.215)

浮気そのものに、善も悪もありません。

それは、私たちが
それぞれに決めれば良いことです。

ただ、嘘を付くかどうかは、
私たちの進化成長に関係してきます。

嘘を付くことは、
進化成長に役立たないのです。

浮気そのものが良いか悪いかは、
「最も適切で心地よいかたちの関係とは
どんなものか」
という私たちの宣言によって決まる
と神は言います。

そしてその宣言には、
次のような前提があるのだと。

「ほとんどの場合、その宣言は
自分の幸せには相手の何かが必要だ
という想像を根拠にしている。
あなたが何も必要としないなら、
無条件に、どんな制約もなしに愛せる。
相手に全面的な自由を認められるよ。」
(上 p.215)

だから私は、前回も書いたように
妻に自由を認めたのです。

無条件に、どんな制約もなしに、
本当の意味で妻を愛したかったから。

しかし、
これまでの価値観に生きている人は、
なかなかそれを受け入れられないでしょう。

浮気をした相手とでも一緒に暮らしたい
とはなかなか思えないのです。

神は、そういう生き方も認めた上で
こう言います。

「誰かに言われた真実ではなく、
あるいは現在の社会が
人生のパートナーについて決めた
しきたりではなく、
また、
ひとにどう思われるかということでもなく、
自分の真実を根拠に決断し、
選択するのが<マスター>だ。」
(上 p.216)

マスターは、自分の心にのみ従います。

もし私たちが、
パートナーの浮気に傷ついて、
一緒に暮らさないことを選択するなら、
それもまた自由な選択です。

それでも愛すると選択するのも、
またその人の自由です。

そして神は、
次のようにマスターの生き方を示します。

「<マスター>は
好きなように選択する自由を自分に与える。
そして、愛する者にも同じ自由を与える。」
(上 p.216)

自分が自由であるということは、
相手もまた自由です。

相手は相手の価値観、考え方によって、
自由に判断します。

その自由を認めることが、
マスターの生き方なのです。

では、
そうまでしてこだわる「自由」とは、
いったいどういうものなのでしょう?

神はこう説明します。

「自由は基本的な概念で、
あらゆる場所の生命をつくりあげるものだ。
なぜなら自由は神の基本だから。
自由を抑制し、制約し、侵害し、
損なうすべてのシステムは、
生命そのものを妨げる。
自由は人間の魂の目標ではなく、
魂の性質そのものだ。
魂はもともと自由なのだ。
自由の喪失は、魂のその性質を踏みにじる。
ほんとうに進んだ社会では、
自由は権利として認められているのではなく
事実だ。
与えられるものではなく、
そう「在る」ものだ。
自由は与えられるのではなく、
あたりまえのものだ。」
(上 p.216)

自由は権利でもなければ、
到達すべき目標でもありません。

魂の性質なのです。

私たちの本質と言ってもよいでしょう。

したがって自由を制限することは、
魂の死と同じことなのです。

前にもそういうことを言っています。

「神はその定義からして自由だ。
神に制限はなく、いかなる種類の制約もない。
魂はミニチュア化した神だよ。
したがって、魂は
押しつけられるあらゆる制約に抵抗するし、
外部からの束縛を受け入れるたびに
新たな死を経験する。」
(「神との対話3」 p.248)

このことを、
パートナーとの関係においても
適用する必要があります。

「ここに高度に進化した社会を
機能させている大切な鍵がある。
愛しあっている当事者のすべてが、
いま愛なら何をするかを
決めなければならない。
いっぽうが愛だと考えても、
相手の同意が得られなければ、
何かをしようとはしないだろう。
また、当事者すべてが成熟したおとなで、
決断する能力がなければならない。」
(上 p.216 – 217)

このように考えれば、
児童虐待やレイプ、個人的な暴力の問題は
なくなるでしょうね。

まずは自分の愛についての真実を示し、
それが相手と違っていて、
相手がそれを受け入れないのであれば
そういうことはしない。

それが進化した存在の
愛のある生き方だからです。

では、愛しあう2人が決めたことに対して、
たとえば親の立場から、
それは愛じゃないと感じた時は
どうすべきなのでしょうか?

神は、こう言います。

「そのときは二人にあなたが感じたこと、
あなたの真実を言わなくてはいけない。
そして、相手が
あなたの真実にどう対応するかによって、
必要があれば相手との関係のなかで
何を変えるかを決めればいい。」
(上 p.217)

まずは、自分の真実を示すことです。

愛するからこそ、
苦言を呈することはあるのです。

ただしそれは、
相手の自由を踏みにじるものではありません。

相手の自由を尊重した上で、
自分の真実を伝えるのです。

その結果、
もし相手がそれを受け入れないなら、
「何を変えるか決めればいい」
と神は言っています。

これは、たとえば
「言うことを聞かないなら親子の縁を切る」
と脅すようなことではないと思います。

相手の自由を受け入れた上で、
自分がどうしたいか、
自分の生き方を決めるということです。

たとえば、
脅してやめさせることではなく、
そういうのは見たくないから
出ていってくれとか、他でやってくれ、
とルールを示すことですね。

こういうことはあると思うのです。

私が妻と交際していた時、
父はそれを示しました。

私は父の自由を認め、
受け入れたことがありました。

このことも、
もう1つのメルマガで書いていますので、
よろしければそちらをご覧ください。

「結果的に結婚することに」
http://sj.kekkon-4awase.com/2018/08/22/post-40/

少し長いシリーズで書いていますが、
私の身に起こった現実です。

私はこうやって、
「神との対話」シリーズの内容を
体験させてもらったのだと思います。

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赤木篤 (あかき・あつし)


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