言行一致のための5つのツール
- 2019.11.11
- 神との対話 完結編
こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。
「神との対話 完結編」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。
今回は第30章の2回目です。
前回は、
本当の自分というメッセージを発して、
その通りに生きられるようにするための
方法について神は語りました。
今回はその続きです。
ニール氏は、
言行を一致させるための
現実的なツールはないかと神に尋ねます。
それに対して神は、
つねに言行一致ができていると答えます。
「あなたはいつもそうしているよ、
わからないかい?
あなたの苦闘はプロセスの一部だ。
つねなる行為の一部だ。
あなたがつねに言行一致していなかったら、
ここで語られてきたどんなことにも、
十秒も関心を払わないだろう。」
(p.236)
プロセスとして完璧なのです。
だから一喜一憂するなということのようです。
この意味の詳細は、
後に語られます。
そこで神は、私たちは、
全世界の進化を創造している一部だ
と言います。
「だから、自分自身に対して、
それからプロセスに対して、
忍耐強くなりなさい。
あなたがたすべては
行きたいと思っているところへ向かっていて、
すべてがそこに到達しようとしており、
あなたがた--それぞれ--が、
ともにいるひとたちを
優しく穏やかに導いている。
そのひとたちはあなたがたの変化を見て、
自分も変化しようという気を起こすからね。」
(p.237)
私たちは全体の一部であり、
個々の生き様は他の人に影響を与えます。
揺れ動きながら、全体は前進しているのです。
「あなたがたが突然に「目覚めた者」の
完璧な事例として現れたなら、
ひとはあなたがたを称賛するかもしれないが、
そこに
自分自身を見ることは決してないだろう。
だから、あなたがたが苦闘しているのは
そのひとたちのためなのだ。
わかるかな?
あなたがたがそうしていることが
彼らの役に立つ、ということがわかるかね?」
(p.237)
個人としては苦闘していて、
進化が止まっているように見えても、
全体としては進化が進んでいるのです。
少し先に進んだ者が立ち止まり、
後から来る者を引き上げることによって、
全体として進んでいくようなものです。
「だから、
苦闘が終わってほしいと願わないこと。
苦闘がもっと明らかになり、
もっと目に見えるようになり、
そして成功裏に克服されることを願いなさい。
それによってあなたがたすべてが、
そんなプロセスは可能なのだろうか
と疑問に思っている人類を
目覚めさせられること--
自分のなかにそのプロセスを見ること--
を願いなさい。」
(p.237)
先行する者の苦闘こそが、
全体の救いにつながるのです。
神は、ニール氏が求める現実的なツールが
5つあると言って示します。
「プロセスを分かち合いなさい。
この対話の最初のほうで話したように、
またほんの少し前にも繰り返したように、
人生で縁のあるひとたちに、
充分な目覚めへの途上のあなたの
苦闘と進歩の両方を
オープンに誠実に分かち合いなさい。
その選択は力と自由を与えてくれるし、
驚くほど、自分のものである「神性」を
表現しようとする
「内なる意志」の枷(かせ)を外して、
ほかのひとたちにも
同じようにしようという願望と能力を
喚起することになる。」
(p.238 – 239)
私がやっているのも、まさにこれです。
もう1つのメルマガでは、
私の苦闘と進歩を赤裸々に語っています。
「「幸せ実践塾」通信」
http://www.mag2.com/m/0001680038.html
続いて2番目のツールです。
「理由を創造しなさい。
あなたが選んだ道の挑戦課題は、
ただ克服して勝利を得たいというよりも
もっと大きな意義を見出さない限り、
何日も取り組む価値があるとは
思えないかもしれない。
だから、「なぜなのか?」と
問いかけなければならない。
そうすれば答えは与えられるはずだ。」
(p.239)
挑戦の意義を探すことですね。
そして3番目のツールです。
「感謝を表明しなさい。
これはあなたがたに与えられるなかで
いちばん力強いツールだ。
感謝はただの自動的な対応ではなく、
選ばれたエネルギーになる可能性がある。
人生で出会うすべてに
(わたしが言うのは文字通りすべてだよ)
積極的に感謝することを選ぶと、
そのときに生じているエネルギーに
打ち寄せて影響を与えるタイプの
エネルギーが生まれる。
それがその事態に
魔術的な変化を起こす可能性がある
(とりわけ驚くべき、
あるいは魔法のようなやり方で変容させる、
という意味だ。)--
もちろん、人生そのものも。」
(p.239)
積極的に感謝すること。
とりわけ自分が望まない事態に対して、
あえて感謝する道を選ぶこと。
それによって事態が、
魔法のように変容すると神は言います。
そして4番目のツールです。
「あり方の状態を選びなさい。
何かを考えたり、言ったり、
したりする前に、あり方を選びなさい。
人生はあなたが
これからしようとすることとは
あまり関係がなく、
そのときにあなたがどんな状態であるか
ということと大きな関係がある。」
(p.240)
あり方で創造する方が速いと、
以前の本で語っていましたね。
メルマガの過去ログをご覧ください。
そして最後のツールです。
「魂とともにありなさい。
あなたがたはたいていの場合、
人生で起こることに--
それが病気であれ、失望であれ、
幸せな驚きであれ、何であれ--
精神の論理的な中心から対応している。
そのときの経験について
精神がもっているデータを分析し、
そこから反応が生まれる。
あなたは魂のなかの知恵の中心から
対応する能力を養うことが可能なのだよ。
そこでは、
そのときの経験についてのデータに
無限の広がりがあり、
精神には思いもつかないような
配慮と理解が含まれている。」
(p.240)
理性を止めて、魂を意識するのです。
そうすればインスピレーションが与えられる
ということですね。
「魂とは、あなたが知っているすべてが
すでに統合され、
ただ外部的な表現を待っている場所だ。
だから何かにぶつかったとき--
あなたが「良いニュース」と呼ぶものでも、
「悪いニュース」と呼ぶものでも--
その瞬間に、
正気の沙汰ではない行動をさせろ、
と精神に指令を出すこと。
それから「考えなしに」対応が生じて、
魂の知恵と気づきが
自然に明示されることに着目しなさい。」
(p.240)
理性で考えれば不安が生じます。
そうすればその不安を原因に
創造されることになるのです。
ですから、
魂を信頼することが大切になります。
どんな結果でも大丈夫だ
と受け入れる覚悟が必要になります。
それが魂と共にあるということなのです。
神は5つのツールを与えてくれました。
後は私たちが、それを実践するだけです。
私は、
そういう生き方をしようと思っています。
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